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国境なき子どもたち会長「寺田朗子さん講演会」に参加して

MBAデザイナーnakayanさんのアメブロ:2018年10月10日付

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先日の2018年10月6日(土)に、国境なき子どもたち会長、国境なき医師団日本元会長の寺田朗子(さえこ)さんの講演「私の出会った子どもたち~国境なき子どもたちの現場から~」を拝聴させていただきました。

寺田さんの目を通した世界の子どもたちの姿を拝見する中で私の目に止まりメモしていたいくつかのキーワードがありましたので次にピックアップしていきます。

・子どもたちは「学びたい」しかしチャンスがない
・一つでもいいから笑顔を作っていく
・ストリートチルドレンは世界で1億人
・学ぶ以前に生きること、暮らすことで精一杯
・子どもたちはニコニコ明るい
・「Q.現地であなたは子どもたちに何を聞きますか?どんな言葉をかけますか?」「A. 聞けない。何を聞いたらいいか分からない。かける言葉が浮かばない。」
・お金ではなく仕事(労働)を与えることが大切
・子どもたちが稼いだお金は全てボスが管理している
・手足が細い
・安価に手に入る接着剤をシンナー替わりに吸っている。接着剤で空腹回避、現実逃避
・刑務所に入所している子どもたちは「薬をやったことにされている」と主張
・9歳の男の子がレイプ犯(真偽は不明)として入所
・子どもが子どもを産む
・貧困に生まれ貧困で育ち貧困が連鎖する
・貧困のスパイラルは抜け出せない
・勉強することで将来が変わる認識は生まれ始めているが家庭環境や経済的理由から続かない
・子どもたちは「何を食べる」「どこで寝る」「どうやってお金を手に入れる」
・夢を持たせてあげたい
・私たちには何ができるのでしょうか
・「若者の家」を通した子どもたちの居場所づくり、変化のキッカケづくり
・共に成長するために。心(支援の思い)をきちんと届けること。それしかできない、それができること。


講演後に寺田さんがお時間をくださり、少しお話させて頂くことが出来ました。

僭越ながら、私は寺田さんに「これまで多くのボランティア活動をされてきた中で大切にされてきた事はありますか?」と質問させて頂いた所、寺田さんは答えになっているかな?と迷われながら「熱い情熱を持って、自分で決めた事は最後までやる!(ボランティアだからと言って、ボランティアをする側の都合でやめてはいけない)」とお答え下さいました。

ありがとうございます!
答えがぎゅうぎゅうに詰まっています!!
頭だけで考えた答えではなく、行動や実践が物語る答えです!!

寺田さん、遠方までご足労下さいましてありがとうございました!!


中山兮智是(なかやま・ともゆき) / nakayanさん
JDMRI 日本経営デザイン研究所CEO兼MBAデザイナー
1978年東京都生まれ。建築設計事務所にてデザインの基礎を学んだ後、05年からフリーランスデザイナーとして活動。大学には行かず16年大学院にてMBA取得。これまでに100社以上での実務経験を持つ。
お問合せ先 : nakayama@jdmri.jp

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