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『階層樹海』の感想

椎名誠さん著作の『階層樹海』は、完全にファンタジーの世界かと思きや、SFで、昨今の災害に対する危機感も高まるタイミングで読むことができたのは、何かあるんでしょうか。

樹木だらけの世界にすむ主人公スオウは、自分ひとりだけでいろんなところに行ってみたいと思っていました。

うっかりぽんと虫?に襲われ、気が付くとコウクウキに載るアインシュタインと会います。

アインシュタインですよ、ここ地球なんだと驚きました。

正直、昆虫系は苦手な方なので、虫?の描写や補色方法などしっかり書かれていますから、ちょっと苦手かもしれないと思っていた矢先、大好きなSF展開。

面白かったです。

ラストも良くて、謎は残りつつ生命力に満ちたサヨウナラ。
とてもすがすがしい気持ちになりました。

急な災害時に、私ならどう動くだろうって考えました。

日常生活も全然ままならない体力と精神力なので、即アウトだろうと思いますが、運よく助かった場合には力強く生きていきたいと思いました。


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