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ルパン三世 カリオストロの城

 この作品を観たのは2回目だった。

 1回目はアマゾンプライムビデオで、
 2回目はホールのスクリーンで 観た。

迫力満点にしてくれる"音"

当たり前だが、スクリーンで観ると画面の大きさや音の質が良かった。

例えば、侍が刀で何かを切る音や、
すでに日常で耳にしていてなじみのあった「炎のたからもの」などは、
低音やメロディライン以外の弦楽器と思われる音もしっかり聞こえ、
すべての音が総合的にバランスよく合わさって迫力満点だった。
より一つ一つの場面に臨場感やスリルを味わえた。

 意外と物語が複雑だなと観ていて思った。
ゴート札の歴史的背景、ルパンとクラリスの関係、
不二子とルパンの関係…etc
それらが入り組んでアクションとともに物語が進行してゆく。

 ヨーロッパのお城と思しき舞台に、銭形警部や五ェ門など日本の昔のドラマに出てきそうなキャラも登場し、
「そうか、ここは本当に存在するヨーロッパの国ではないんだ」
と思い知らされる。

フィクションのなかでは、想像力でもって固定概念などいくらでも覆せるのだと思った。

そうしたなかで、音質が良いと音に注目できるため、
複雑な物語のなかで効果音や音楽が物語の進行に
メリハリを与えていたように思う。











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