幸せになるために
自分の考えを再確認するという意味もこめて書き連ねていこうと思います。
皆さんにとって幸せだと感じるのはどのような時ですか?
美味しいものを食べたとき?
欲しいものを手に入れたとき?
好きな人と一緒にいるとき?
幸せを感じる時といるのは人それぞれ異なり、みな同じものではありません。
しかしそれぞれに共通していることとして
「満足している」ということがあります。
人が幸せである時というのは、満たされています。
それとは逆に不幸な時は、満たされていません。
みなさんが幸せだと感じた時を思い出してください。そこには満足感がともにあります。
ずばり幸せであることとは
「満たされていること」
であるわけです。
しかし私たちは、常に幸せなわけではありません。
満たされずどこかが欠けている状態です。
ではなぜ私たちは欠けてしまうのでしょう?
この欠けを生み出すのが「欲」になります。
美味しいものが食べたい。
あれが欲しい。
異性と付き合いたい。
みんなに評価されたい。
お金がほしい。
etc.....
これらの欲が、私たちの欠けの原因です。
どの欲が強いかは、性質・体質によって個人差があります。しかし多かれ少なかれ私たちにはこの欲が備わっています。
私たちが
幸せになるためにはこの欠けに対処していくこと
が必要になります。
しかし今の物質主義的な社会での欠けへの対処法、それはこの欠けを満たしていくこと、ただひたすら
空いた器に水を注いでいくこととなっています。
欲は1度満たされても、消えることはありません。
器を水で満たしたところで、また新たな器が現れます。満たされている、幸福な状態は長続きしません。
また欲は厄介なことに、すぐに大きくなります。
皆さんも自分の幸せの基準が上がっていることに気づいていませんか?
昔は満足できていたもので、今は満足することができなくなっています。
この現代社会の欠けを満たしていくやり方では真に恒久的な幸せは実現できません。
満足と欠けの繰り返しで、いたちごっこにしかならないのです。
では私たちはどうすれば幸せになれるのでしょうか。
幸せになるためには
欠けを満たすのではなく、欠けを無くしていかなければなりません。
新たな器を作らないために、欲望を減らす、消していかなければならないのです。
前よりもっと今よりもっとと求めていくのではなく
あるもので満足しましょう。
「知足」、足るを知ること。
今持っているもので満足し、欲を小さくしていきましょう。
欲を小さくすることができれば、それとともに満たされている状態は長くなり、恒久的な幸せを得ることができます。
新たに求めるのではなく、今あるものに満足し感謝すること。それが幸せになる方法になります。
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