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警察官、襲われる

元警察官で、数回の転職を得て、現在はバス運転手をしている傍ら、講演講師として活動をしている者が、思ったことを書くつぶやきです。
私個人の見解であることをご理解の上、読んでいただけると幸いです。

6月27日の早朝、東京は新宿の新宿駅西口交番付近で、警察官がホームレスに襲われる事件がありました。
東京・JR新宿駅の交番近く 警察官が女にハサミで襲われ転倒 一時意識不明に(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース

警察官がホームレスに職務質問をしようとしたところ、ホームレスがはさみを取り出したことから、距離を取ろうとしたところ転倒し、警察官は意識不明になったみたいです(頭を打ったのではないかと思います)。
その後ホームレスは、意識不明になった警察官にはさみで襲い掛かりましたが、警察官は防刃チョッキ(耐刃防護衣、たいじんぼうごい)を着用していたので、はさみで襲われそうになった箇所(心臓等)は無傷で済んだそうです。
ホームレスは、後から駆け付けた警察官に確保されました。
意識不明になった警察官は、その後意識を取り戻し回復をしたそうです。

今回の事件で私が注目すべき点は、防刃チョッキ(耐刃防護衣、たいじんぼうごい)をちゃんと着ていたことから、ホームレスから刃物で襲われても、急所である心臓等は無傷だったことです。

命を守るため、また市民と接する機会が多い警察官(特に交番やパトカー乗務員、機動捜査隊等)は、万が一に備え、防刃チョッキ(耐刃防護衣、たいじんぼうごい)を常に着用していることです。
今回の事件でも、ちゃんと装備を着装していたことで、急所は守られ、一命を取り留めることができました。

これを民間の方に置き換えると、例えば建築関係の現場では、ヘルメットや安全帯と言ったものをちゃんと着装すること、最悪な事態を想定してどのような装備を着装し、また着装するべきか等、安全管理等につながってくるかと思います。

私の安全大会向けの講演では、警察官の危険回避や、過去に起きた警察官の事故を事例にあげ、どのように安全管理等をするべきか講演をしています。
警察官の危機回避と安全管理について、興味はありませんでしょうか?

この投稿をしている時は、安全週間の時期が近いので、今年の安全大会の講演は終わってしまったよと思う方がいるかと思います。
来年は、または近いうちに聞いてみたい、と興味を持った方は「#日本刑事技術協会」に連絡をしてみて下さい。

私の他にも、安全大会向けの講演できる講師がたくさんいます!
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安全大会講師ガイド2024-02.pdf - Google ドライブ

これを読んで、講演等に興味を持っていただいた方は、お気軽に「日本刑事技術協会」にお問い合わせください。お待ちしています!
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