見出し画像

「症状をつくったのは自分である」という考え方のメリット


「あの人とは考え方が合わないな」と思ったこと。
 
 
誰にでもあると思います。
 
ただ、ご存知でしたか?
 
自分の考え方は選べるということを。
 
 
 
すでに持っている考え方の多くは無意識のうちに身につけたものだと思います。
 
しかし、意識をすることで変えることが可能になります。
 
今回は、積極的に治るためにいいことだらけのこんな考え方はいかがですか?という話です。
 
 
 

「寒さのせいかな」
 
「これって天気痛?」
 
「そういえば昨日仕事で座りっぱなしだったな」
 
「医者からヘルニアって言われてるんだよね」
 
 
症状が強く感じられた時というのは、このように色々と理由を考えるものです。
 
 
「○○のせい」にしてしまうと、自分が原因にかかわらないので気分的に苦しくなりません。
 
ただし、○○に振り回されてしまいます。
 
 
気圧・気温のせい ⇒ 天候次第
 
仕事のせい    ⇒ 避けがたい
 
骨・神経のせい  ⇒ 自分では手に負えない
 
 
以上のように、自分でどうにかできる部分がとても少ないのです。
 
 
また病院で治療を受ける場合には、自身が直接症状にかかわっていない(自分のせいではない)ために、医師が治療の主人公で自分はその指示に従う立場になります。
 
 
 
結果的にとても受け身な考え方と言えそうですね。
 
 
 
 
自分の体のことなんだからもっと自分で何とかできないの?
 
 
そう思われる方に是非ともお勧めしたいのが今回の主題であるこちら!
 
 
 
「症状をつくったのは自分である」という考え方です。
 
 
 
症状は自分のせいと言われると反感を持つ方もいることでしょう。
 
ですが、まずは聞いてください。
 
 
 
この考え方では、症状の多くは無意識に行っている自身の生活習慣によってつくられることになります。
 
症状をつくったのが自分であるなら、症状をつくらないことも当然できるはずです。
 
それを生活行動(体の使い方・食事の仕方・言葉や思考の使い方)を意識的に改善することで実現していきます。
 
 
現れている症状に対して治療を行う対症療法ではなく、根本的な部分から改善を行う根治療法は本人にしか行えないものです。
 
 
 
自分こそが治療の主人公です。
 
医療を受けないという話ではありません。
 
医療を受ける受けないは自分で自由に選択できます。
 
医療を受ける場合には自分が治療の主人公として医師と対等の立場で治療に参加できます。
 
改善策を進めることも立ち止まることも自分で決められます。
 
 
 
この考え方のメリットを一言で表すと「自由を手に入れることができる」です。
 
 
自身の生活行動に責任が生じますが、だからこそ自由度が大きくなるのです。
 
そうです、自分のせいにした方が実は自由という訳です。
 
症状も生活行動も改善できるので自身にとってプラス作用ははかり知れません。
 
 
症状に対して前向きに取り組みたい方にはピッタリ合う考え方だと思います!
 
 
  
マイナス作用は何一つないのですが、生活習慣の改善に興味がない方や自分が行動を起こすことに面倒を感じる方には向きません。
 
そのような方は、先述した○○のせいにして対症療法を続けていく方法が合うと思います。
 
これもまた一つの選択肢です。
 
 
 
 
 
考え方とは、正しいかどうかという話ではありません。
 
良いとか悪いでもありません。
 
物事に対して自分がどう考えるかです。
 
捉え方と言ってもいいかもしれません。
 
 
 
自分にとって本当の意味で都合がいい考え方を選ぶこと。
 
それを信じて意識的に行うこと。
 
このことがとても大切なのだと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?