どうしても悲しい日がある せっかく楽しく過ごしていた日々が 呆気なく崩れてしまう日 なぜか緊張するし声が出なくなる じっくりと密かに悩みながら作り上げた煙の泡が 面白がってつついた者に壊されてしまう
今日は曇りだ良い日だ 夏の湿った空気にあたりながら 水を一杯飲んだ後の方が緑の匂いがした 5時2分 どこかの早起きさんがポストを覗く 心なしかいつもより扉の音が遅く感じた その人も思っただろう