「その森」Scary story(怖い話)短編(約2000文字)
ある日、私は友人の誕生日パーティーに招待されました。
パーティーは友人の祖父母の古い家で行われることになっていました。
その家は町の外れにあり、周りには森が広がっていました。
パーティーの当日、私は友人の家へ向かいました。
途中、森の中を通るため、何となく不思議な気持ちになりましたが、気にせず進んでいきました。
その森は何かしらが存在しているような、不気味さを感じさせました。
友人の家に到着すると、他の友人たちも集まっていました。
祖父母と友人の両親も優しく迎えてくれ、パーティーは楽しい雰囲気で始まりました。
しかし、私はなぜかその森のことが頭から離れませんでした。
パーティーが進むにつれ、不思議なことが起こり始めました。
まずは、友人たちが一人ずつ次々と消えていくのです。
最初は誰かがトイレに行って戻ってこない、ということから始まりました。
しかし、戻ってくることはありませんでした。
私たちは不安になりながらも探しに行くこともできず、ただパーティー会場で待つしかありませんでした。
そのうち、祖父母と友人の両親までもが消えてしまいました。
私たちは恐怖に怯えながら、この家で何が起きているのかを解明しようと決めました。
私たちは家中を探し回りましたが、何も手がかりは見つかりませんでした。
ただ、森からは不気味な音が聞こえてきました。
私たちは思い切って森に足を踏み入れることにしました。
今まで感じていた何かしらの存在がここにあるのかもしれないと直感的に感じたのです。
森に入ると、薄暗い中に何かがうごめいているような気配がありました。
私たちは徐々に深く入っていきましたが、その先に広がる光景に私たちは言葉を失いました。
目の前には、友人たちや家族の姿があるのですが、彼らは何者かに操られているようでした。彼らは血塗られたナイフを手に持ち、闇に溶け込むように私たちに近づいてきました。
私たちのパーティーはただの罠だったのです。
私たちは急いで森から逃げ出し、助けを求めるために町へと戻りました。
しかし、なぜかその森のことについて私たちは誰にも話すことができませんでした。
まるで、誰かが私たちを黙らせようとしているかのように。
それからというもの、私たちは友人たちや家族のことを忘れようとして生活しています。
しかし、夜になると、私たちはその森の中に取り込まれる恐怖と闘わなければなりません。
私たちの試練はまだ終わっていないようです。
もしもあなたがその森に近づくことがあったら、私たちの経験を忘れずに、決してその森に足を踏み入れないでください。
何かが潜んでいることは間違いありません。
絶対に逆転現象があることを覚えておいてください。
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