よう

45歳 花と暮らし ささやかながら愛しき日々の綴り 時々、イマジナリー花屋hibi店主

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45歳 花と暮らし ささやかながら愛しき日々の綴り 時々、イマジナリー花屋hibi店主

マガジン

  • まだ泣きたくなる日がある

    花屋転職記録のまとめです

最近の記事

人の気配のある その人らしさのある そういうのがいいなぁ

    • 金曜日の帰り道/生きる

      金曜日の帰り道 今週もよくぞよくぞ金曜日までたどり着き ほんとにほんとにお疲れさん そのひと言が聞きたくて 不定休で明日も明後日も仕事でも 金曜の夕方の帰宅時間の運転のともに OVER THE SUNを聴いている 今日も、途中までは車内で ひとり、にやにやしながら 暗くなるのが早くなって車内が見えない事をいいことに、表情筋フル活用で笑いながら聴いていた 途中までは。 ある、リスナーさんからの手紙から 涙腺が崩壊 住んでる町に入った頃、ぐしゃぐしゃに泣いてしまってい

      • まだ泣きたくなる日がある/花曇り のち、花散らし

        働きはじめて2週目の土曜日 春らしい曇り空の 少しまだ肌寒い日 花屋にはバラや矢車草、スカビオサなど 春から初夏にかけての花が並んだ 「どう?少し慣れた?」 店の外の植物に水やりをしていた私の背に、ぽんと手を添えて声をかけてくれた優しい手優しい話し方 結子ちゃん 結子ちゃんは、長く花のレッスンでの時間を過ごしている仲間でもあり、貴重な花友。もっともプライベートでも仲良くしている人だ お互い、ひとりで花を習い始め、歳も近くお互いのんびり屋のマイペース同士波長があう 大人にな

        • 花を束ねた先に

          喜び 悲しみ  いたわり ねぎらい 励まし 感謝 共感したり、孤独を埋めたり どんなシーンにも花はあう 一本包みの花でも良いし、小さなささやかなブーケでもいい 特別な時の大きな花束はそれもまた嬉しい 誰かにお願いされたり、誰かに贈ったり 誰か じゃなく自分宛だったり 花を束ねた先に 花を贈るのが好きだ 誰かに会う時 お店の花だったり庭の花だったりその時によりけりだが、小さな花束をよく贈る 花を贈ると相手は喜んでくれて、その笑顔をみて私も嬉しくなる 先日、贈られ

        人の気配のある その人らしさのある そういうのがいいなぁ

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        • まだ泣きたくなる日がある
          2本

        記事

          暮らしの巣作り

          来週からぐっと冷え込むとの天気予報に よし、今日は衣替えをしよう と思い立った BGMは放送作家鈴木おさむさんの本 仕事の辞め方 その中で、鈴木おさむさんが、かの"こんまり" こと近藤麻理恵さんに触れていて それを聴きながら衣替えしていたら、これももうときめかない、あれももう… と捨てスイッチが入った そのまま、大掃除モードに突入し、今に至る 今の仕事を今すぐ辞めるつもりはない が、やっぱり自分のなかでもやもやした気持ちがあるのは、おさむさんも言うように、叶わなかった夢

          暮らしの巣作り

          ノスタルジックを抱きしめて/イマジナリー花屋 hibi

          10月も半ばを過ぎ 田舎の道路ぎわはあちこちでコスモスが咲いている こぼれ種でも増えるけど、案外放ったらかしに育つコスモスはワイルドに大きく育ち過ぎて景観にそぐわず きれいに背丈が揃って咲いてるコスモスたちは、その場を整えて種を蒔き育てている存在があってこそなのだ 近所にもそんなコスモス畑がある そのコスモス畑の隅にホームセンターで購入したであろうテーブルとベンチが配されていた それで、この間タイミング良くお見かけしたのである 農作業の合間であろう おじい、おばあが4

          ノスタルジックを抱きしめて/イマジナリー花屋 hibi

          有給休暇をとりまして

          世の中、三連休中の今日は中日 土日祝日全く関係ない職場なので、昨日も今日も明日も仕事の予定でした 有給休暇をとりました 一昨日、高所から転落し 骨は無事だったものの 落ちた時についた足首やら、腰やら 庇った方の肩やらに痛みが来て 昨日の朝は、ペンギンのように歩き(痛くて) 耳鳴り、めまい、なんとなく気分も悪く食欲もなく 2日、有給休暇をとりました 昨日の夜にはだいぶ元気になり、今朝は足の痛みもやわらぎ、食欲も戻り のんびり寝て起きてひとり時間をまったり過ごしております

          有給休暇をとりまして

          まだ泣きたくなる日がある/桜色

          前の仕事を辞め、すぐに花屋の仕事が始まった 3月の花屋は送別の花で激務のため、前の仕事の休みの合間も花屋に行っていたので、あの時合わせて10連勤はしていた 身体はくたくた それでも、役に立てていることがとても嬉しかった 花屋での日々 勤めていた花屋はメイン制作スタッフ(職員)と制作はしないで他のお手伝い業務スタッフ(電話対応、配達、掃除など雑務。パートタイマー)に分かれていた 私は制作スタッフ見習いという立場で仕事を始め、パートスタッフがお店にいない時はどちらも全てこ

          まだ泣きたくなる日がある/桜色

          好き、を書き出したら

          怪我をしてしまったり、体調を崩したとき 野生の獣はじっと動かず体の回復を待つ 野生の獣のごとくじっとソファで回復体位(仰向けになって足を高くする)をとりながらnoteを書いている 転倒して足を捻挫、腰回りも強く打ちまして… こんなとき、医療の知識は役に立つ 応急処置もバッチリ 結構強く打ったので整形外科を受診 レントゲン画像に写し出された骨はどこも無事でした ホッ… 時々ポカっとこういう怪我をする 階段から落ちたり 天井に頭を強く打ち付けたり だいたいが慌てているとき

          好き、を書き出したら

          まだ泣きたくなる日がある/菫が咲いていた

          長年勤めた医療職を辞め 43歳で私は花屋へ転職した 花屋での日々 勤めたのは 20年近く通っていた花屋 花の教室に通い、時にはサポートスタッフとして働いていた 店主からもスタッフからも いつから働くの? と言われもしたし このままの感じがいいかもね とも言われた ただずっと 私のなかで、花と真剣に向き合いたい という気持ちが強かった ちょうど近しい人を失い 人の生の儚さに 自分の気持ちの赴くまま向かいたいとの気持ちもあった 花の仕事をするにあたり、自分の花の教室を

          まだ泣きたくなる日がある/菫が咲いていた

          辞めるか 続けるか

          ここ数日悩んでいる クリスマスリースのワークショップを 続けるか否か そろそろ花材の発注をせねばならないので 決めなくては 自宅で開催する以外にも、スタジオに出張したり、小さなお子様がいるお宅には出張レッスンもしていた 毎日の暮らしのなかで、植物と触れ合うひとときを持つと、どんどん表情が明るくなっていくのに気がつく それを横で見ている私も幸せな気持ちになる そうだ 私、この瞬間の気持ちが好きだった もう、誰からも必要とされない となるまでは続けてみよう さて、

          辞めるか 続けるか

          おつかれさん

          そこは傷ついた人がホッとひと息ついて、再生に向かう場所 U-NEXTで今、私が視聴してる 原田知世さん主演のオムニバスドラマ スナック キズツキ このドラマのね、原田知世さんが演じる店主の 「おつかれさん」 が心に沁みる うっかり≒すっかり 本日、わたくしめは仕事でミスをしました。 幸い大事には至らず、反省して次は同じミスを繰り返さないように。となったのですが 今日のは うっかりミス ではなくて すっかり忘れてしまったためのミス でした 時間の決まっていた案件をうっ

          おつかれさん

          昨日、女子なのかおばなのかとnoteに書いたら 今日オトナ女子というワードのnoteがたくさんあがってきた 大人で女子 大人で子ども アダルトでチルドレン オトナ女子て… だいたいどの辺にあたるのか まあ、真只中なんだろう

          昨日、女子なのかおばなのかとnoteに書いたら 今日オトナ女子というワードのnoteがたくさんあがってきた 大人で女子 大人で子ども アダルトでチルドレン オトナ女子て… だいたいどの辺にあたるのか まあ、真只中なんだろう

          女子なのか おばなのか

          先日、40代半ばの女友達と旅に出かけた そのあとも、50代のお姉様方とお茶をした こういう時、女子旅してきました!なのかおば旅してきたよ なのか 女子会なのかおば会 なのか 悩むんですよ きっと、どうでもいい  と思われると思うが当人にとっては切実な悩みなのである 大人女子…って言うのもなんだか はばかられるしなぁ… 40代半ばすぎ 若い頃に想像していた以上に今が楽しい 甘いも辛いも酸いも苦いも 仕事の責任感も、上からも下からも挟まれる重圧もいまだに全然感じるし、親も

          女子なのか おばなのか

          言うは知性 言わぬは品性

          バラは好きな花のひとつだ 19歳の誕生日 寮で生活していた私は、ひとり二畳の暮らしをしていた。今では到底考えられないだろうが、三人一室 共同の勉強スペースが八畳あったがここは最高学年の3年生が使うので、1、2年生は布団と机とちょっとの荷物が置ける二畳に満たないプライベートスペース。(イメージ的にはカプセルホテル) プライベートといってもカーテン1枚で作る部屋で住めていた私は、やる気になればミニマリスト生活も山での隠遁生活もできるかもしれない 脱線しました そう、19歳の

          言うは知性 言わぬは品性

          たしかにいいことも幸せなこともたくさんあったのに、つい嫌だったことばかりフォーカスしてしまうけど、たしかにあった愛しい時間を逃したくないとあがく

          たしかにいいことも幸せなこともたくさんあったのに、つい嫌だったことばかりフォーカスしてしまうけど、たしかにあった愛しい時間を逃したくないとあがく