言葉選びって難しいよねって話。
昨日大学のカウンセラーさんと話していて思ったことを書こうと思います。
最近、授業を受けるのが辛いんですよね。ただ話聞いてるだけでダメージ喰らうというか、エネルギー吸い取られるというか…特に辛いのはどんな時だろうと振り返ったら、「ダメ」という言葉がトリガーのように思いました。
「ダメ」という言葉はすごく便利で都合の良い言葉だなと思います。一方的に、これ以上その話をすることを切り捨てられる力を持つ言葉だと思います。必要な時もあります。危ない時、他者を巻き込むような時、緊急性の高い時、有無を言わさずとにかく止めなければならないこともあります。止める力がある言葉なんです。それくらい強い言葉だからこそ、使い方には気をつけたいと私は思います。
「ダメ」と言い続けられ、訳も教えてもらえなかった子どもは、大人は話を聞いてくれないものだと諦めてしまうんじゃないかと思います。と言いつつ、これを書いている私はあまり「ダメ」と言われた経験がありません。外ではそもそも怒られそうなことをしない子どもだったし(これはこれでダメという雰囲気を汲み取りすぎていた)親は私の言い分を聞くことなく否定することはしませんでした。
もちろん、それってすごく難しいと思います。余裕がなくて、「ダメ」という言葉で議論を切り捨ててしまうことって多いと思います。でも、もっと言い方ってあるんじゃないでしょうか?場面によって状況は様々で、何がなんでもダメなことなんてほとんどないように私は思います。切り捨ててその場を乗り切るよりも、背景を探って根本的に解決した方が結果として手っ取り早いこともあるのではないでしょうか。あと、行動を否定しなければならない時であっても、その人自身のことまで否定する言い方にならないように、気をつけたいです。
私が傷ついた言葉も、相手は意識して発したわけではないと思います。私自身も、無意識のうちに誰かを傷つけてしまうことがあると思います。人それぞれ受け取り方は違って、全てを考えていては心が持たないとも思います。それでも、自分の言動がどんな影響を持つかという考えは持っておきたいなと思いました。
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