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♯23 働くママと母乳とこだわり

いい母親であるワタシはどうしたら実感できるのか?

この前、モダンラブ東京というオムニバス形式の短編ドラマを観た。その中で、出産後すぐに仕事復帰した女性のおハナシ。

海外出張や仕事との向き合い方を通して「母親」という役割について、悩みながら自分が捉われていたものに気づく主人公。

ネタバレになってしまうので、ご興味のある方はドラマを観てからどうぞ笑。問題のない方は、このままお読み下さい。

赤ちゃんに自分の母乳を飲ませるため、海外の出張先へ搾乳器を持っていき、母乳を搾乳して冷凍庫で保存する主人公。

お化粧をしながら、高層ビルの一室で会社の資料を読みながら、飛行機でトイレの中、搾乳しているいくつかのシーンから、頭の中は仕事と息子の母乳を冷凍して無事に日本へ持って帰ることで頭がいっぱいの様子。

ワタシも母乳育児をしていたので、母乳が自分の意思ではなくて、一定時間が経つと生理反応として出てくることと目の前に赤ちゃんがいない状態でも出てくるという経験があるので、女性に感情移入する場面がありました。

女性は、海外での大きなプロジェクトの責任者として、長時間移動して身体の疲労と職務の責任で疲れるけれど、いつも息子の母乳のことや日本で育児を任せている母親が与える冷凍母乳の量のことで頭がいっぱい。

出張先では、何十年ぶりに会う日本の友達から「まさか母乳神話の信者じゃないよね」と言われて、ハッとする女性。

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