神は細部に宿る
「神は細部に宿る」という言葉聞いたことありますか?
インターネットでざっと調べてみると、ディテールにこだわることが作品の完成度をあげるとか、作者の想いが詰まった作品は、神が宿ったように不朽の作品として生き続けるとか、そう言った意味があるようですが、私自身深く考えたことはありませんでした。
先日、アーユルベーダカウンセラーの方からケアグッズをいただきました。事前に何が届くかはわかっていてワクワクしながら箱を開けたのですが……
中に入っていた物たちを見た瞬間、中に詰めてくださったときの気持ちがフワッと伝わってきたんです。
丁寧に梱包されたマッサージオイル、ネティポット(鼻うがいをするものです)、そしてチャイ用のスパイスには一つ一つスパイス名が書かれていて、大切に大切に育てられているベビーちゃんのように、それぞれがそこに静かに収まっていました。
その時に、ふと「神は細部に宿る」とはこういうことか、と感じたのです。(あくまでわたしの解釈です。)
わたしの暮らしがより良いものになるようにと想って詰めて下さったグッズ便には、その気持ちも詰まっていました。
わたしたちが何か作業をするとき、知らず知らずのうちにその時の気持ち、心がその物には乗っているように思います。
例えば、わたしの職場では、朝お店に着いた時、畳んである服を見れば、前日忙しかったのか、暇だったのか、あるいは暇だったけど畳んでいないままなのか、遅番の方の様子がなんとなくわかります。
畳み方や掃除の仕方を見て、その人の商品やお店(会社)に対する想いも伝わることがあります。
丁寧に心を込めて扱われたものからは、その温かさを感じることができます。
その時の心の状態を表しているとも言えるかも知れません。
つまりはお部屋と同じですね。心が乱れていると部屋も乱れる。
ということは、丁寧に心を込めて感謝の気持ちを込めて向き合えば、神が宿る部屋になりうる……
わたしは、いただいた温かい心を大切にしようと思うと同時に、自分のそばにある物たちを見つめ直してみる、つまり、自分の心のあり方を今一度見つめ直してみようかと思うのです。
今日も読んでいただきありがとうございました。
アーユルベーダカウンセラーまみさんのnoteはこちら↓
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