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初めてのランニング 姿勢と腕振り

脚をメインに使うランニングですが、ランニング初心者に最初に習得して欲しいのは、理想的な姿勢と腕振りです。

良い姿勢と腕振りは、足への負担を減らし、推進力を産んでくれます。逆に、良くない姿勢は、脚への負担が増え疲労を早めるだけでなく、ブレーキをかけるような動作を産んでしまいます。

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姿勢を良くする事で脚の動きも変わる

肩を下げ、肩甲骨を寄せるようにしっかり胸を張って、お臍を少し前に出し、頭の位置を高く保つような意識を日常から持つようにしてください。お腹を少しだけ引っ込める意識も必要です。

姿勢が良くなると肩関節、股関節の動きが良くなりやすくなります。

走る時だけ良い姿勢を作ろうとしてもなかなか難しいものです。姿勢を意識するための筋力を使ってしまいます。日常から良い姿勢にする事で、姿勢を維持するために必要な柔軟性と筋力を得る事ができます。何より姿勢が良い人は他人へのイメージが上がりますね。人との付き合いも変わると思います。

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両腕を同時に動かしてみましょう

理想的な腕振りを習得するために、肘を直角にしたまま、両肘を後ろに引くように腕を振ってみましょう。肘を後ろに引いた瞬間に、両方の肩甲骨が内側に寄る事を確認してやってみてください。肩甲骨の動きが意識できたら、片方ずつ交互の動かす通常の腕振りを意識してください。ちょっと大げさに動かして、両肘を同時に動かした時と同様に肩甲骨が動くのを確認しながら行ってください。

良い姿勢を維持しながら、肘を後ろに引いて肩甲骨を動かすような腕振りを習得してください。頭が前に出たり、肩が上に上がらないように意識することもポイントです。

大きな負担がかからない腕の動き、姿勢を変えて、少しでも快適なランニングができるようにしてみてください。

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トップの画像とこの画像もニューヨークシティマラソン。世界最大級のマラソン大会であり、参加者は5万人以上。ニューヨークの5つの地域を走るコースは、地域ごとに特色があってその変化を楽しめます。フィニッシュはセントラルパークで、スタートからフィニッシュまで陽気な応援が参加者全ての背中を押してくれます。私の一番オススメする大会です。


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