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生と死は隣り合わせ

『「死」とは一体なんなのだろうか?』
これは小学生の頃、私がふと疑問に思ったことです。
『自分の意識はどこに行くのだろう?』
『生まれ変わることは出来るのだろうか?』
『自分という存在は消えてしまうのだろうか?』
と、途方もなく不安になったことを覚えています。

***

なぜ突然こんなことを言い出したのかというと、2月に入ってから「死」と関わることがあったからです。
2月頭には母方の祖父の葬式、そして先日は父方の祖父の3回忌でした。
葬式の場は久しぶりに集まった親族達で、祖父の昔話をしたり、従兄弟達の結婚報告を聞いたりしました。(結婚報告を聞いて内心焦っていたのはここだけの話です…笑)
母方の祖父は寿命を全うして亡くなった為、葬式は暗い雰囲気とならず終わりました。

これら2つの出来事があったため、「死」というものについて考えてみたいと思いました。
小学生の頃から20年近く経ちましたが、死んだ後どうなるかは相変わらずわかりません。
ですが、小学生の頃から20年近く経って学んだことがあります。それは、「死」があるからこそ「生」きることを頑張れる、ということです。
締め切りがあるから間に合わせられるように仕事を進める、提出日があるから計画を立てて宿題を進める、というように、終わりがあるからこそ、人は生きることに一生懸命になれるのだと思います。「死」という終わりがあるからこそ、「仕事」「勉強」「恋愛」「スポーツ」etc…色々なことに一生懸命取り組めるのではないでしょうか。

自分がいつか「死」という終わりを迎えた時に、自分の「人生」に悔いがないようにしたい。そのために「生きる」ことに全力で取り組んでいこうと思います。
最後に、有名な曲のワンフレーズを書いて終わろうと思います。ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

なんのために 生まれて
なにをして 生きるのか
こたえられないなんて
そんなのは いやだ!

アンパンマン
『アンパンマンのマーチ』

***

私が小学校低学年の頃、母方の祖父がおんぶして歩いてくれたこと、何となく覚えています。あの背中の温もりはきっと一生忘れないのでしょう。
91年間、お疲れ様でした。
安らかにお眠りください。

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