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素直さと学びの大切さ

素直さってどういうことなんだろうなぁ・・・と思う。

職場の今年、入職した20代のAさんは、教えると素直に聞いてくれるのですが、同じミスを繰り返す傾向がありますし、何かを頼んでも頼まれたことだけをするというのか、そこに自分の考えをのせる感じがないのです。

人に言われた時、それをきちんと聞くということと、素直さは少し違うんだろうなぁ・・・と思うのです。


素直さ

素直ってどういうことなのか。普段なにげなく使っている言葉ですが、調べてみました。

素直とは
ありのままで、飾り気のないさま。素朴
性質態度などが、穏やかでひねくれていないさま。従順
物の形などが、まっすぐで、ねじ曲がっていないさま。
技芸などにくせのないさま。
物事支障なく、すんなり進行するさま。

goo辞書 より

この意味を考えてみると、ありのまま、そのまま、人の話を聞くということも当てはまるのかもしれないですね。

ただ、自分の中では、ちょっと違和感があって、そのまま聞くだけが素直なんだろうかって思うのです。

そのままを聞いて、やってみる、そして、そこに自分でその意味を考えてみるっていうことも大切だし、次につながるのではないかって思うのです。

つまり、次の行動に生かせるというのでしょうか。

素直さは大切なことですが、自分が成長していく過程のなかではそこにプラス考えるが必要なんじゃないかと思うのです。

私の三男の素直さは

私には息子が3人います。末っ子はかわいいと言いますが、まさにその通りで・・・。今は社会人になり離れて生活していますので、仕事をどうしているのかよくわかりませんが、仕事はあまり支障なく出来ているようです。

たまに「元気?」と聞くと「元気だよー」と返事が来るくらいです。

そんな三男が就職する少し前の、まだ一緒に住んでいた時のエピソード。

三男が家で1人でいる時のこと。
昼食で、チャーハンを作ろうとしたそうです。三男は動画で料理をするのをみて作ることにはまっていた時があり、この時もそうだったのではないかと思うのです。

テフロンのフライパンと、金属のお玉を使ってチャーハンを作ります。
テレビでチャーハンを作る場面のように、パンパンとお玉でフライパンを叩いていたら、テフロンがはげてしまって、フライパンが使えなくなったことがあります。

三男には、テフロンのフライパンを使う時は、金属のお玉でたたくと傷がついて使えなくなっちゃうんだよって話しました。

そして、新しいフライパンとシリコンのお玉を買ってきて、「これなら大丈夫よ」と話をしていたら・・・。

「この前はごめんね、俺、ホントになんも知らなくてさ。また、教えてねー!」と、三男。

こんなことを言ってくれるものだから、我が子ながら、かわいいなと思ってしまいました。

知らないことを知らないと言える素直さ知らないことを学ぼうとする気持ち、これがあれば、社会人になっても大丈夫かな、そんなふうに思ったことを思いだしました。

あとは、そこから自分考える力が必要ですが、実際はどうなのでしょう。それでも仕事は順調そうなのでなんとかなっているのか?

自分も振り返りながら

私も50代半ばになり、素直さがなくなってきているところもあるだろうし、考えすぎるところもあるでしょう。

職場のAさんの素直さは認めつつ、もう一歩成長できるように、自分もアプローチを変えていくことも必要なんだろうな、と考えています。

稲盛和夫さんの言葉
素直な心とは、自分自身のいたらなさを認め、そこから努力するという謙虚な姿勢のこと

素直さを忘れないようにしていきたいって思いますね!

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