子どもへのお金の教育、おこづかいの渡し方の考え方
数年前のことですが、友人とこどもへのおこづかいの渡し方について話をしたことがあります。
おこづかいの考え方は、各家庭によって違うんでしょうけど、我が家の場合は、私と夫の考え方も違うし、子どもによっても違いました。
我が家のおこづかいルール
我が家は、2学年違いの息子が3人。
同じ親の子かな?と思うくらいに、3人3様です、ホントに。
我が家のおこづかい事情は・・・基本、定額制にしていました。
それ以外に必要な出費がある場合は、理由を話してもらい、その都度、必要な金額を渡す、一緒に買う、買ってくるなど、そんなゆるーい感じでした。
私自身、それほどお金の勉強をしていないとき。
ただ、渡しすぎはよくないよね?くらいの感覚。
子どもが中学生、高校生の時は、だいたい、定額制+α、そんなふうにしていたように思います。
ちなみに定額の場合の具体的な金額はこんな感じ
・中学1年生 1,000円
・中学2年生 2,000円
・中学3年生 3,000円
・高校1~3年生 5,000円
ところが・・・次男は、中学生になってしばらくしてから、こんなことを言い出しました。
「お母さん、おこづかいをもう少し多くして欲しいんだ。
おこづかいの中で必要なもの、例えばサッカーのユニフォームとかスパイク等も買うからさ。」
つまり、遊びに使うお金、部活で必要なものを買うお金などを、
決められた金額に中で、自分でやりくりしていきたいと言うのです。
具体的な金額は次男と相談して、中学生の時は5,000円、高校生の時は10,000円だったかな?それで、やりくりしてもらいました。
時々、祖父母にもらうおこづかい、お正月のお年玉も、次男管理としました。サッカーをしていたので、スパイクやユニホームなど、それなりにお金を使うことは多かったんじゃないかと思います。
ちなみに、三男にも同じようにすすめたけれど、定額制+αがいいと言いまして、次男と三男は考え方が違っていましたね。
友人の家庭のおこづかい事情
私には、シングルマザーで中学1年の子どもが一人いる友人がいます。
この友人の、子どもへのおこづかいの渡し方は・・・
定額制にして、月末に残ったお金に10%の利子をつける
そんなやり方で、おこづかいの管理をしていたようです。
友人は、子どもに利子のすごさや、資産運用を学んで欲しかったようですが、子どもには、このすごさが伝わらず、なかなか上手くいかなかったようです。
ちょっと難しいかもしれないですね。利子のすごさがわかってくるのには時間がかかりますよね。
でも、月利10%なんて、すごすぎますよね!
今の時代では、あり得ない金額だよなあ・・・
子どもへのお金の教育
子どもへお金の教育をすることは、とても大切だなって思うこの頃。
ただ、自分自身がそういう教育を受けたことがないので、子どもにお金の教育をするっていうのは、ハードルが高い・・・。
まずは、自分が勉強しないと・・・って思っているところですが。
そんな中で一番お金の教育につなげやすいのは、
おこづかいの使い方からお金について学んでもらうことかもしれないって思います。
おこづかいは
1. 定額制
2. 都度制
3. 報酬制
この3パターンかな?って思いますが、我が家の場合は、3.報酬制 は取り入れませんでした。
それは、家の手伝いをすることは当たり前で、
〝お金がもらえるからお手伝いをする〟っていう思考になってほしくなかったからです。
あと、気をつけていたのは、子どもは親のお金の使い方を見ているということを忘れないようにして、自分自身のお金の使い方をしっかりしないといけない、そんなふうに思っていました。
ただ、子育て中の私は、あまりお金のことを勉強していなくて、なんとなく〝無駄遣いをしたらいけないな〟くらいの考えだったように思います。
今は、YouTubeなどでお金の勉強ができたり、たくさん書籍がでていたり、学ぶきっかけはたくさんあります。
私自身が勉強し出したのも、ここ3~4年くらいじゃないかなって思います。
我が家の次男も、大学生の時にYouTubeをみたりして、社会人になってからのお金の管理について考えていました。
子どもとお金の話をするきっかけを探しながら、親の考えを押しつけるんじゃなくて、一緒に考える、話をするってことができるようになりたいなって、そんなふうに思っています。
そんな次男ですが、社会人最初にちょっと躓いておりますが、今は積み立てNISAを頑張っているようです。
そのうち、三男ともお金の話が出来るようになればいいなと願っているのでした。
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