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【詩】タイムライン

とてもシンプルだった
雲をくぐって 光をあつめて
風にのせる 音とおなじ

自由を手に 嘘をなじませる
幻想を本当にしのばせて
夢をみる 夜のしずまり

いちかばちかも計算ずくも
キーが時間を刻んで
動きは華やかさと静けさを装う

ただ思うままに ただ感覚だけがたより
初めて目にするものを作る

誰にもまねできない 自分だけのもの
苦痛はなく ただ流れていく

世の中に溢れているひとつひとつを
ただかたちにしていく
そのいちぶを切り取って
貼り付けるだけで表現になる

難しくない 思うままに
見たいものを見ればいい
誰かの目を惹きつけたら
それは生きる物になる

世界を作り出すことができる
熱を冷まし続けるものと一緒に

本当はシンプルで 気の向くままに
思い通りに 飾りつけよう
全部うまくいって 愛おしいものが手に入る

誰かのためじゃなく 自分のために作ろう

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