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備忘録的な紐付け知識学 ~三日坊主頑張る編~ しょの18

 なんでも良いから書く事を習慣づけようと思って始めた「備忘録的な紐付け知識学」も18回目になりました。
「そんな事知ってるよ」 とか
「間違ってるよ」 とかあるでしょうけど、笑って許してください。
世の中は大らかな気持ちでいた方が生きやすい。

 前回は西洋絵画の登場人物を特定できる持物(じぶつ・アトリビュートと言います)について書きました。
今回は画家について書きたいと思います。
何百年も経ってるのに人々を感動させる名画を描いた画家ってどんなイメージを持ちますか?
繊細?絵を描くことに情熱を捧げた崇高な人?悲劇的な人生を歩んだ人?
いやいや、実際の画家達は個性的で、良い意味でも悪い意味でもたくましい人が多かったようです。 良い事もすれば悪い事もする、決して聖人君子的な人ではなく、現代の私達に近しい存在とも言えます。

 軽くジャブ程度に、
ミケランジェロは、先輩の芸術家に「お前ヘタクソだな~」と言って殴られ、以来鼻が曲がっていたそうです。

 バロック絵画の巨匠、自身の描いた静物画がイタリアのお札のモチーフになった程の画家カラバッジョは、基本 武器を不法所持、警官に石を投げる、殴る、画家を襲撃、家賃滞納で大家に訴えられる。大家の家に火をつける。
公証人に暴行を働く。そして人を殺して死刑宣告を受けイタリア中を逃亡 と、かなりのアウトレイジっぷりでした。

 踊り子の絵で有名なエドガー・ドガ(通称ドガ)はかなり裕福な家柄で、何と言うか、下を見下している、上から目線男だったようです。
サロン(国の品評会で、何度も入選して絵の腕は確かなドガを、ある画家は
「ドガは、腕は確かだが、性格が曲がっている」
と暗に評しています。
更には女性に免疫が無くて、正面で会話することが出来ない程のナイーブな性格だったようです。そのくせ、女性に興味が無いわけじゃなくて逆に心の中は(女 女 女)で、特に(18歳未満 18歳未満 18歳未満♡)だったようで、歳を取って、目が殆ど見えなくなったドガは、手の感覚だけを頼りに少女のフィギュアを作り続けたそうです。それも人に見せられない程Hな奴。
遺族はギリギリで大丈夫なものだけを公開したそうです。

そんな無理しなくて良いですよ。