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2022年6月4日FP1級実技面接part1体験記

※注意※
答えが正解とは限りません。あくまでも面接ってこんな感じの試験なんだ。
と思っていただけたら幸いです。

6月4日(土)
会場は、映画の舞台挨拶、LIVE、コンサートでよく行った東京国際フォーラム!!それだけで今回はテンションが上がる!!
まさかこんな場所がファイナルステージとは!!
電光掲示板に一般社団法人 金融財政事情研究会
FP1級〇グループpart1面接室
FP1級〇グループpart2面接室
FP1級〇グループpart1面接控室
FP1級実技試験 待機室 の文字が!!
2度目なので、なぜかこの掲示板の文字を見ただけでワクワクしてくる。
記念にパチリ。

電光掲示板

エスカレーターを下りてこの入口からエレベーターに乗ります。

エレベーター前

受付を済ませ、待機室に全員が集まり、グループごとに控室に入ります。
自分は、左側の2列目の席。part1で2番目だ。(前回はpart2からで1番目)
順番が呼ばれ後ろの座席で15分問題を読み込む。
6月4日part1問題
な・・・・なんと初日から医療法人!!
全然わからん。
2月受験の時、【円満相続ちゃんねる】で持分あり医療法人と持分なし医療法人の違いを1回視聴したけど、あんまり覚えてない。
たしか持分ありは、相続の時に医療法人の財産権を多額の相続税が課税されるがなしの場合は、医療法人の財産権は相続できないので相続税が課税されることはない。って橘先生が言ってたなあ。移行の特例があったけど、まったく覚えてないや。事業承継税制しか覚えてない。まさか初日に出ると思えなかったから完全にスルーしてた。💦
一瞬頭が真っ白・・・
すると幻想なのか?妄想なのか?自分の頭の中にTwitterのフォロワーさん達のアイコンがぐるぐる現れた。がんばれ!!がんばれ!!↓こんなイメージでぐるぐる回ってました(笑)

アイコンぐるぐるイメージ

ここで負けてはせっかくの努力も無駄となる。
冷静になれば、答えが見つかる筈。
気を取り直し問題文を2回読む。
あれ?【Aさんが所有しているYビルの概要】
・鉄骨造8階建て、延べ面積1,320㎡(各階の床面積は165㎡で同一) ・1~2階をXクリニックが使用し、3~6階を賃貸マンション、7階をAさんの自宅、 8階を長男Cさん家族の自宅として使用している。 ・Aさんは、Yビルの土地および建物を長男Cさんに相続させたいと思っている。
これ過去問でみたような問題。茶葉販売店と不動産賃貸業の問題で確か図が書いてあったような。
と、図を突然書きだす。
ふんふん。確かこんな感じの図だったなあ。
あとはメモだ!!
1問目
・持分ある医療法人から持ち分のない医療法人への移行
・長男Cさん事業承継や第三 者への承継やM&Aるによる持分の譲渡の
 検討
・相続税の軽減対策
・納税資金の確保
・円滑な遺産相続
などメモ。
最後のサービス問題は、2月からやっているから流石に覚えたけど
舞い上がると困るから、一応メモろう。
顧利、顧説、コンプラ、守秘、インフォ、能啓(せいの方式)

いよいよ面接の部屋へ。
コンコン
開けようとしたがかなり重い扉。
これ、私だから開くけど普通の女性なら開かないんじゃないかなあ。
と思いつつ入室。
ま「きんざいまゆ造です!!よろしくお願いします。」
面「そちらに座ってください。設例を読んでいただいたかと思いますが、顧客の相談内容および問題点として、どのようなことが考えられますか?」
ま「(答えられないけど勝負)
・持分ある医療法人から持ち分のない医療法人への移行について
・第三 者への承継やM&Aによる持分の譲渡
・相続税の軽減対策
・納税資金の確保
・円滑な遺産相続 が考えられます。」
面「持分ある医療法人から持ち分のない医療法人への移行の問題点は何ですか?」
ま「持分ありのままですと、相続の時に多額の相続税が課税されるからです。」
面「どうして相続の時に多額の相続税が課税されるか?理由は分かりますか?」
(やばい。やっぱり突っ込まれた。しばし考えたが思い出せず・・)
ま「持ち帰ってお調べしてお答えいたします。」
面「では、質問を変えます。もし、医療法人でなく、一般の会社なら
  自社株の評価は、何を基準にして決めますか?」
ま「業種が類似する上場会社の平均株価をもとに決めます。」
面「3要素はなんですか?」
(あれ、なんだったっけ?昔覚えた”はりぼて”ぼてって何をイメージしたっ け?あ~~時間ない。当たって砕けろ!!)
ま「配当、利益・・・・・簿価?」
面「惜しい!! 純資産価格ですね。」
室内爆笑。場が和む。
(なんかこの面接官。紳士だしユーモアあふれ、イケオジだ!!
やったあ。なんか分かんないけど今日の面接めちゃ楽しいんですけど・・・)
ここで、イケオジ面接官が理由を説明してくださったのですが、全く覚えてない(笑)問題用紙にメモを一生懸命書いたが、最後に回収されました。(笑)
面「円滑な遺産分割ですが、何を提案しますか?」
(やったあ~~ここで定番問題!!)
ま「遺言を提案します!!」
面「遺言の種類は?」
(きたきた~)
ま「自筆証書遺言、公正証書遺言、秘密証書遺言です。」
面「相続税の軽減対策は何を提案しますか?」
(え?もう遺言コーナー終わり?もっと突っ込んで欲しかったのに残念!!)
ま「小規模宅地の特例を提案します。
長男Cさんが相続すれば、7~8階部分の敷地を特定居住用宅地等として、80%の減額の対象、長男Cさんが、クリニックを承継すれば、1~2階部分の敷地を特定事業用宅地等として80%の減額ができます。」
面「併用できますか?」
ま「併用できます。」
面「あれ?さっき特定事業用宅地等とおっしゃいましたか?
  持分ありの医療法人ですよ。」
ま「大変失礼いたしました。特定同族会社事業用宅地等です。」
面「他にはありますか?」
ま「3~6階部分の敷地は貸付事業用宅地等として50%の減額ができますが、調整が必要ですので税理士に相談してお答えします。」
面「FPの職業倫理について教えてください。」
(最後の質問に安堵)
ま「顧客利益の優先、顧客への説明義務、コンプライアンスの徹底、守秘義務の遵守、インフォームドコンセント、能力の啓発です。」
面「その中であなたが一番大切にしていることは?理由と共に教えてください。」
ま「インフォームドコンセントです。今回のケースでは、事業承継のや医療法人持分ありからなしへの移行などの問題があり、Aさんだけでなく、長男Cさんやご家族の方に1つ1つの概要、メリット、デメリットなど丁寧に説明し、必ず同意を得ながら進めることが大切だと考えるからです。」
面「ありがとうございました。これで面接試験は終了です。」


他にも質問があったのかもしれませんが、これくらいしか覚えていません。
1問目の持分ある医療法人から持ち分のない医療法人への移行の質問に時間がかかり
過ぎたせいか?第三 者への承継やM&Aによる持分の譲渡については、まったく質問されませんでした。こうして記録をしていると高得点の方と比べ、あまり問題数を解いてないかもしれないことに気がつきました。
だから思ったよりあまり点数は上がらなかったのかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。


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