還暦過ぎのお酒との付き合い方
お酒との付き合い方は難しい。
つい1年前までは、毎週金曜日と土曜日に夜10時くらいから、家飲みで、つまみを片手にビール、酎ハイ、ハイボールと酔っ払うまで飲み続け、翌朝は当然二日酔いという生活を20年来続けてきた。
そこには週末への期待感、高揚感、解放感があり、祝杯を上げずにはいられなかった。また、酩酊から来るハイ状態も捨て難いものがあった。
ところが、還暦を過ぎたくらいから、二日酔いがキツくなってきた。仕事上のミスも出てきた。次の日のランニングが辛くなってきた。
酒の量を少し減らしたり、種類を変えたりしたが、効果が上がらない。
そこで思い切って土曜日に晩酌として350ml缶のお酒を1缶だけにした。
当然、次の日二日酔いにならなくなった。いろいろなパフォーマンスが向上した。とても良いことだと思う。
しかし、それと引き換えに週末への開放感や、酩酊のハイ状態も無くなってしまった。
ハイ状態は、サウナやランニングでそれらしいものを得れるようにはなったが、比べるとやはり物足りない。
これから先、そういったものは得ることができなくなってしまうのだろうか。
最近は夜に大量に流れてくるビールや酎ハイのCMにちょっとイラッとして来る始末。
(キリンさん、すみません)
これが還暦過ぎの男の経年劣化の一面なんだろう。
お酒との付き合いはやはり難しい。
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