2021年2月の活動記録

引き続き2月の活動記録。
本当は2ヶ月ごとにしようかと思っていたのですが、1月で長くなりすぎたので分けました。

■2月

@現地
・BLACK SMITH(大阪ビジネスパーク円形ホール)
・劇団四季「リトル・マーメイド」(大阪四季劇場)
・モンティ・パイソンのSPAMALOT(オリックス劇場)
・星組「ロミオとジュリエット」(宝塚大劇場)

@配信・ライビュ
・雪組「fff-フォルティッシッシモ-」「シルクロード~盗賊と宝石~」
・オダイバ!! 超次元音楽祭
・マーダーミステリーシアター「演技の代償」

BLACK SMITH
劇団壱劇屋さんの作品。昨年の4月に上演予定でしたが、コロナ禍で延期となり1年越しの上演。劇団Patchから竹下健人くんと(1月をもってPatchはご卒業されましたが)藤戸佑飛くんが出演されたので観劇しました。
日本に似ているけれど違う国。酒呑童子率いる鬼たちに立ち向かうため、選ばれた鍛冶師たちは神に与えられた鉱物をそれぞれの形に鍛錬し、戦いに挑む。
健人くん演じるエルはブリキ鍛冶師。近未来をイメージさせるシルバーの衣装も、相棒・オーブとのやり取りも素敵でした。このチームに託されたのは「純愛」。全然気づいていなかったのですが、エル(L)とオーブ(OVE)でLOVEなんですね。
佑飛くん演じる紅粉谷は鋏鍛冶師。このチームに託されたのは「親子愛」。心は女の子という繊細な役柄を通じて、理髪師のお母さん・母良とのあたたかな愛情をたくさん伝えてくれるチームでした。お母さんに「大好きだよ」と伝えるシーンがすごく良かった。
あと、アイドル時代になんとなく見たことがあるぐらいだった谷川愛梨ちゃんがめちゃめちゃ、めちゃめちゃかわいくて…!小さくてふわふわ、でも動きは俊敏だしお芝居も上手だし、声が綺麗で聞き取りやすい。愛梨ちゃんが演じるムラキもかわいいのに強くて優しくて最強の女の子でした。ずっと目で追っちゃった。
本当に悪いのは鬼じゃなくて神(人)だったっていうオチは、開始1分でわかるやつだったけど、それぞれのチームが魅力的で楽しかったです。

劇団四季「リトル・マーメイド」
チケットをいただいたので、人生で初めて四季の舞台を観ました。
ストーリーも曲もわかってるし、四季の中でオーディションを勝ち抜いた方々が出演されているわけだし、絶対的な品質保証の安心感がありますよね。専用劇場もほどよいキャパで見やすい。うらやましい。
簡単でわかりやすくて、いろんな演出技法や技術で視覚も聴覚もカラフルに楽しめる世界。客席も子どもからお年寄りまで、幅広い年齢層の方が親しめるのも納得でした。情勢によりディズニーへ遊びにいけない子どもたちは、とりあえずこれ見といたらそれなりに気分を味わえる気がします。
アンダーザシーは抜群に楽しかったし、アースラすごいし、フランダーがかわいかった。ディズニー作品はアラジンが好きなので、アラジンも観てみたいなと思いました。

モンティ・パイソンのSPAMALOT
ユースケさんが主演だった2015年版を観て楽しかった記憶があるので観にいきました。アーサー王物語の円卓の騎士たちとともに聖杯を探すところを、ふざけてふざけてふざけ倒した作品です。
今回は山田さんが主演なので、ほぼヨシヒコでした。アーサー王のキャラクターもノリも、モンスターも。歌と踊りが追加されたヨシヒコ。ヨシヒコは好きなのでそれなりに楽しかったのですが、ヨシヒコなのでテレビで見たらいいかな…という気もしました。
前回はムロさんが歌うたびに音痴いじりをされていた記憶があるのですが、あれはやっぱりムロさんだったからなんだな。
帝劇俳優2人にファントムのパロディさすな。楽しかったです。

星組「ロミオとジュリエット」
梅芸版のR&Jが大好きで「R&Jの亡霊なので…」を言い訳にムラデビュー(こちらには40代から本格的に終身雇用していただくとライフプランを練っているおたく)。そしたらデビューを控えた週に梅芸版の再演と新キャストが発表されてしまい、ガタガタの情緒を抱えながら観にいくことになるとは思いませんでした。大好きな晴香ちゃんもご卒業され、大好きだったマーキューシオのキャストお二人も外れましたが(お一人はロミオになられましたが)、なんだかんだ新キャスト版も始まったら楽しい気がしています。R&Jの亡霊なので。
さて、「ムラ」と呼ばれているのは知っていましたが、ほんとに各種施設が揃っていて、一日過ごせそうな劇場以上テーマパーク未満ぐらいの施設でした。これがムラ。特別な日感があって楽しい。
前回の梅芸版から約2年振りのR&J。楽しかったーーーーーー!R&Jってストーリー的には晴れ晴れとなるものではないのに、終わった後はいつも「楽しかったなー!」ってニコニコ帰れる不思議な演目だと思います。曲がすごい楽しいんだよな。名曲ぞろい。
宝塚版は「死」の他に「愛」がいるんですね。得体の知れない「死」の不気味さ・冷たさとは対照的に、あたたかな「愛」。シーンごとにどちらの色が強いかもよりわかりやすくなって良いなと思いました。
そしてスマホ無くてもできるんやないかーーーい。梅芸版はキャストも若手だし、より現代的・若者向けに…という演出なんだろうとは思いますが、無いの見ちゃうと無くてもよくない…?って思っちゃった。この方が違和感なくしっくりくる気がする。
礼真琴さんと舞空瞳さんのトップコンビ、素晴らしかった!
センターから、光とともに出てきたロミオを見て思わず「ロミオだーーー!」って心の中で叫んでしまうほどのキラキラロミオと、かわいくてかわいくて仕方ないジュリエット。デュエットダンスが圧巻でした!ペアとしてこれだけ踊れるコンビ良いなーーー!!!
そして、ショータイムでの曲のアレンジが全部すごくかっこよかった。まさかエメのラテンバージョンを聞く日が来るとは。
本当に楽しくてあと10回ぐらい観たい、観劇日はBバージョンだったのでAバージョンも観たい…、という欲求に駆られていますが、宝塚もほんとにチケット無いですもんね…3月公演もあらゆる手を講じて努力しておきべきでした。反省。

雪組「fff-フォルティッシッシモ-」「シルクロード~盗賊と宝石~」
時系列が前後しますが、こちらは大劇場の千秋楽公演をライブビューイングで観ました。
ベートーベンの物語。
音楽の才に恵まれたゆえに過酷な運命に陥り、苛まれて苦しみながらも歓喜の歌を書き上げ充実感の中で「素晴らしい人生だった!」と生涯を締めくくったベートーベン。今回の作品で退団される望海さんのお姿とも重なって(もちろんそうやって描かれたんだろうけれど)とっても素敵でした。
M!もそうですけど、あの時代の音楽家を描くと精神世界の話になるんですね。それほど、当時は神の領域に近いお仕事だったんだろうと思います。
退団のご挨拶では、スタッフやお客様などへ順にお礼を伝えられる中、「そして何より…」と言われたところで涙で言葉が詰まられたので、続く言葉はご家族とかなのかなと思っていたところ、「ファンの皆様、私を見つけてくれて…」と続いたので、これはファンの方々、こんなに大切に想ってもらえて本当に幸せだろうしうれしいだろうし、素敵な関係だなともらい泣きしました。一おたくとして、こんな方のファンでありたい。
東京公演の最後まで、無事にファンの方々と、素敵な時間を重ねられますように。またどこかで望海さんの歌が聞けたら良いなと願っています。

オダイバ!! 超次元音楽祭
刀剣男士がフェスに出陣。配信で視聴しました。
歌って踊る丘山晴己さんの新規画が見られることがうれしすぎて、一週間前からソワソワして仕方なかったです。巴さん、本当におかえりなさい!本丸への無事のご帰還、安心しました。
マイクトラブルなど大変なことはありましたが(蜻蛉切の声が聞こえないと気付くなりサッと蜻蛉切のパートも歌う今剣ちゃん。マイクサポートも迅速で、大平峻也くんできる子…!と感嘆いたしました)巴さんが終始めちゃくちゃ楽しそうだったので私も楽しかったです。音曲祭が欠席だった分カメラにも多く抜いてもらえたのか、特にSecret Signの巴さんがめちゃめちゃかっこよかったです。ありがとうございました。

マーダーミステリーシアター「演技の代償」
オンライン演劇。
2月21日(日)19:00、横山だいすけさん、荒木宏文さん、橋本マナミさん、蒼木陣くん、七海ひろきさん、北原里英さんの回を視聴しました。
知らなかったのですが、マーダーミステリーというゲーム自体が人狼ゲームに次いで流行ってきているんですね。役柄や状況の設定だけ与えられた俳優陣が、自分なりの人物像を演じながら、同時に殺人事件の犯人も探し出す。エチュードと謎解きゲームが合わさったような空間でした。人狼ゲームは話し合いや駆け引きによって人狼を見つけだしますが、それが犯人に置き換わったようなものなのかな。
山中の別荘で殺された女優・朝霧サキ。彼女を取り巻く6人の人物から犯人を見つけ出します。
陣くんは元気が売りの若手俳優・暁零士役。
ほぼアドリブの世界なので役柄というより陣くんご自身の実直なお人柄がいかんなく発出されてしまい、どんどん(主に荒木さんにより)窮地に追い込まれていく姿が、陣くんらしくて微笑ましかったです。始まる前にご自身でも話されていましたが、だまし合いの苦手さも人の良さもすごく伝わってきました。本当に、演じる人によって全然変わるんだろうなぁ。
このマーダーミステリーシアター、視聴時に誰か一人キャストを選ぶと、合間にその人物の感想や犯人予想などが聞けます。とりあえず陣くんで見たのですが、その困惑している様子を見守ったり、陣くんといっしょに「あの人が怪しいんじゃないかな?」とか考えたり、一緒に推理している気分になれて楽しかったです。またアーカイブで他の方のも観ようと思います。特に荒木さん!陣くんへの駆け引きは予定通りだったのか気になる!笑

だんだんと現場も賑わってきた気がします。
感想中でも触れましたが、梅芸版のR&Jが発表されたり、もともと予定していたM!のチケット業務も本格化してきたり、いろいろと観たい作品が多くて日程のやりくりに頭を悩ませています。
嬉しい悲鳴!

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