【銘柄考察】BASE（4477）

皆さんこんにちは。銘柄分析やっていきます。本日は急成長中のみんな大好きBASE(4477)について徒然なるままに書いていきたいと思います。よろしくお願いいたしますm(__)m

1.BASEってどんな事業をやっているの？

Eコマースプラットフォーム「BASE」を提供するBASE事業を、連結子会社であるPAY株式会社では、クレジットカード決済によるオンライン決済サービス「PAY.JP」及びID決済サービス「PAY ID」を提供するPAY事業を展開しております。まとめると下記3つが事業の柱です。

1)BASE事業
2)PAY事業(PAY.JPサービス、PAY IDサービス)
3)その他事業(YELL BANK等)

■事業内容要約とコメント

●BASE事業
・主に中堅・中小企業と個人を向けにECサイト立ち上げに必要な機能を提供
    するビジネス。また、初期費用・月額費用が無料。
・ECサイトの初期導入費用、月額運営費用は無料。サイト作成から運営まで
　無料でできるため、誰でも手軽に開設・運営が可能。
      ◎いわゆるBASEはいわゆる手数料ビジネスです。決済金額の6.6％+40円
　　  が手数料としてBASEの利益となる仕組みです。
・PAY.JPはWebサービスにクレジットカード決済を簡単に導入できる開発者
　向けオンライン決済サービス
・SMB層(Small to Medium Business)と個人を明確にターゲットにしている
     ＃ SMB層は言い換えると中堅・中小企業です。

●PAY事業
・スタートアップやベンチャー企業を中心に従来煩雑で導入に手間がかか
　っていたオンライン決済の仕組みを簡単に導入できるサービス
・「PAY ID」は、購入者向けのID決済サービス。購入者情報を「PAY ID」に
　 登録することで、それ以降は、都度クレジットカード番号や住所を入力す
　る必要がなく、IDとパスワードでログインするだけでスムーズに決済可能

●YELL BANK
・「BASE」を利用するショップオーナーから将来発生する債権を買い取る
　ことにより事業資金を提供する、資金調達サービス。

このようにBASEではネットショップの立ち上げ、運営やそれに必要なツールを提供しています。

2.BASE成長の追い風

COVID-19等の影響によりBASEのビジネスは急成長をしています。それはなぜでしょうか。幾つかのポイントがあります。

●ポイント
・COVID-19の影響により従来は実店舗にて運営をしていた事業者や
   イベント・催事での物販を実施していた事業者のビジネス実施が困難を
   極めた事。
   ⇨早急に新しい販路として非対面のインターネット上での販売をスタート
       する必要が発生した。

・日本のEC化率はまだ低い値となっており約8.5%。B to C EC市場は拡大
    しており2022年には26兆円規模になることが見込まれる。以下BASE
    決算説明会資料から抜粋。なお、BASEがターゲットとするSMB層と個人
    事業者だが近年は副業ニーズの高まりもあり副業事業者も利用者として
   取り込む素地ができてきた。
   ⇨市場規模の大きさと昨今の日本の時勢にマッチした旬なサービスを
　   メインで展開している。

3.チャートについて

BASEの日足チャートです。COVID-19の影響が本格的に大きくなった3月-5月で初動の流れができました。幾つかの買いのサインと出来高を伴いながら大きく上昇をしています。

吹き出しをつけましたがBASEの場合はチャート的な反応ではなく業績面でのIRで素直に反応をしています。ショップ開設数のIRや連携先追加による機能強化等ポジティブなIRが多かったのが特徴です。まさに時流に乗り株価も上値下値を切り上げながら大きく上昇しました。

本日は先週金曜日の上方修正を受けて圧巻のS高です。終値では8,670円をつけました。3月の安値で仕込んだホルダーの場合約5ヶ月でテンバガー達成です。まさに大相場です。

これも先日投稿したメドピアの記事でも書きましたがメドピア同様に業績を伴う青天井相場です。業績が伴った青天井相場はめちゃくちゃ買いです。大事なのでまた書きました。

また、BASEのように浮動株比率の少ない銘柄(BASEは)は1つの材料で大きく跳ねますのでIRで大きなパワーが出ます。業種にもよりますが一般的に浮動株比率は一桁台は少ないとも思って頂いて構いません。

4.買い方

本日がS高でしたので相場的には過熱していることは間違いないと思います。明日の寄り付きGUの際に寄り凸がベターかと思います。窓埋めに向かう可能性もございますので、逆にギャップダウンする場合は窓まで監視が安全かと思います。上髭ができたら一旦OUT推奨。BASEは高値圏での上髭ローソク足がほとんどないことも特徴です。大相場銘柄の特徴です。

5.空売り情報

スイスと野村が入っています。野村は先週増やしていますね。少しも売ってもいますが。残高はそれなりに各機関で残っているので頭の片隅に入れておいてください。相場の過熱感を拾いさらなる売り仕掛けもあると思います。

6.所感

今日はBASEをみていきましたがまさに今のご時勢にあった素晴らしい銘柄だと思いました。中長期で持ち続ける銘柄として推奨したいと思います。ただ、直近は大きく上げていることもあるのでエントリータイミングは慎重に行うべきだと思います。

BASEのサービスで活路を見出した中小企業や個人事業主がたくさんいるそうです。これからも様々な機能追加や市場拡大があるとおもいますので注目したいと思います！

ここまで読んでいただきありがとうございましたm(__)m

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