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37歳にて大腸ガンステージ3の診断を受けた🐧の闘病記録 ガンの予兆や発覚までの経緯編

お疲れ様です、エンペラ🐧です。
はてさて、前回の自己紹介編に続いて今回はガンの予兆や発覚までの経緯編ということでこちらを投稿します。

まず、大腸ガンと言っても大腸も長い臓器なのでどの部分に腫瘍が出来るかで予兆にすぐ気づけるかどうか変わるんですよね。
で、簡単に言いますと、少しシモの話になりますが肛門に近いほうが気付きやすく、奥(小腸側)にいくほど気づきにくいんです。

ガン情報サービスからお借りしました、誰でも見れるサイトです

こちらわかりやすい画像です。
直腸やS字結腸など肛門近くに腫瘍が出来ると便が通過する時に擦れて血が混じります。なので下血も鮮血に近いので赤くわかりやすい。
ですが、自分の場合ですと横行結腸のそれも上行結腸側。便が稀に黒便なったりありましたが直ぐに通常便に戻る。あとツキイチくらいで理由もわからず38.5℃以上の発熱したり、仕事行っても帰ると疲れはてたりしてましたね。

ホント自覚症状としてはこれくらいでした。
もう40近いしこんなもんか、黒便が出るのと発熱のタイミングもズレてましたし、元々そこまで身体強くもなく風邪などしょっちゅう掛かることあったので、発熱もそれかと思っておりました。コロナもインフルも陰性でしたし。

そんなことが去年の3月くらいから続いてたんですね。
で、9月に月の頭と末のツキニで発熱したんです。
なんだろうなぁ?また解熱剤飲んだら治まるやろなぁと思いつつ様子見してたのですが、10月中頃にまた発熱して、掛かり付け医に診てもらったのですがやはりコロナもインフルも陰性ですが、さすがに間隔短すぎるので大きい病院で精密検査勧められ、当日すぐに近隣の総合病院に診てもらいにいきました。

始めは、血液検査でしたね。
鉄分と血液濃度が低すぎる、所謂貧血状態とのこと。
とりあえず、胃カメラしましょうとなり、人生初胃カメラ体験。母から「黒いうどん」はツラいと聞いており、実際受けるとホントにツラかった。今は全部の検査終ってるのですが、どれがツラかったと言われたら胃カメラ!て言いたくなるレベルで一番しんどかったです。
あんな長くえ太いもの食道に突っ込まれるんですからね、それも自分の意思で飲んでる訳ではない。何度も嗚咽に苦しみました。まぁ、胃カメラの結果は食道/胃/十二指腸までキレイ問題なし。ただ、貧血と黒便でてるってことは内臓のどこかから出血してるのは間違いないから、消化器科にまわってもらいますね。てことで、消化器科に移動。消化器科の先生から第一声で「今の症状ですと重症、最悪悪性リンパ腫(血液のガン)の可能性大」と言われて、ここで初めてガンの可能性が出てきました。
で、そのまま入院(胃カメラのため前日夜から絶食)で明日、大腸検査しましょうと。
ここから、入院(かなり久々、小1の時に扁桃腺を切除して以来)。一晩かけて下剤で腸内をキレイにしてから、大腸検査(肛門からカメラを挿入し大腸全体を目視確認する)。
で、大腸検査当日迎えまして、朝から「え?胃カメラよりしんどいんちゃうん??」と不安になりながら検査開始。あれよあれよとするするカメラが進んでくる訳ですよ。ただ、胃カメラのように嗚咽するわけでもないし、胃カメラより細い(ボールペンくらい?)のが大腸を傷つけない様にガスを噴出しながら、腹のなかをポコポコ言いながら進んでくる。ん?これ癖になるかもとか新たな性癖??を感じてしまいました。
いや、そんなことでなく、ここでガンの原発部である腫瘍が横行結腸にあるのがハッキリわかりました。そこまでは腸管も空間ありましたが、そこだけ空間が細くなってるんですよ。自分も医者と一緒にカメラ見ながら説明受けてました。で、大腸の最奥までいきましたがそこ以外も特に問題なし。で、原発部の細胞取ってきて、細胞検査結果は一週間後。この期間も不安でしたねぇ。
え?なに??血液のガン???治るんそれ????わからん!!!!!
状態。インターネットは便利ですね、本当に。調べたら何でも出てくる。ただ、ドンドン怖くなってくるんですよ。ヤバい、治らんかも。抗がん剤とかしんどいんちゃうん?とか。それでも、医者の説明をホイホイ聞くだけでなく、自分でもどういう状況なのか気になるから、一週間毎日調べてました。

で、一週間後に「横行結腸線ガン」と確定診断。
忘れもしない11/1でした(うん、覚えやすい!パチンコなら確変だ!!!)。
そんで、切除が必要てことで外科にまわり、造影剤入れてCT検査でリンパ節までいってるのでステージ3の診断。
ガンのステージについてですが、こちらもわかりやすい画像があるのでお借りしました。

腸管の断面図
これが深達度
これがステージ

で、横行結腸線ガンのステージ3という診断結果になりました。
それでも、いま現在でもほぼ痛みなどの自覚症状が全くなくて、ツキイチ発熱してたのも、ごく稀に発熱するくらいで。「おれ、ホントにガンなん??」て思うレベルにピンピンしてるんですよね。本当にこれは幸運だったと思います。ガンも場所によってはとてつもない痛みもあるでしょうし、末期(ステージ4)ですと余命宣告ですからね。ステージ3で見つかって本当に良かった。

トプ画は大腸検査入院したときに「知らない天井だ、、」がしたくて撮った写真。

いやはや、予兆から経緯編と銘打って書ききりましたが、長文ですね。ここで2189文字読んでくれてますよ?
あなたの貴重なお時間を、このような粗雑で稚拙な文章を読む時間に当てて頂き本当にありがとうございます。

次回は「太りすぎ手術できない?地獄の抗がん剤編」となります。次も読んで貰えると嬉しいです。
それでは!

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