スタバが持つ他のカフェにはない決定的な要素

気がついたら1本目からかなり時間が経ってしまいました。前回の僕の記事に共感してくださった方、ありがとうございます。2本目です。読んでくださるあなたのために書いているわけではありませんが、読んでいただけると、幸せです。

みなさまは「幸せ」を求めたくなったら何をするでしょうか。

僕は一人でスタバにいきます。あそこに行くと、心が本当に満たされる。

ただ、周りの友人にもスタバ好きはたくさんいますが、なぜかこの感覚をわかってもらえません。絶対いるはずなのに。

僕はカフェ好きです。なので、スタバ以外にも様々なカフェを知っています。これまで100軒くらいは行ったことがあるはず。また今度書こうかと思いますが、愛知県には本当に素敵なカフェが多い。なので、それらのカフェと比較しながら、極めて主観的に「スタバの良さとは何か」を書いていこうかと思いますね。

まずコーヒーについて。シーズンごとにオシャレでバエなストーリー欲をそそられる派手な飲料が発売されます。おそらくスタバ好きの半分はこうしたドリンクに惹かれているのではないでしょうか。ただ、僕の幸せには飲み物はそこまで大きく寄与していないと思います。そもそも私は甘いものがとても苦手で、自主的に頼んだことはありません。夏はアイスコーヒー、冬はソイラテ、以上。そして、コーヒーも、別にそんなに特別ってわけではないですよね。スタバのカップに入っていなければ、本当にタダのコーヒー。

次にフードについて。これも別に大きく寄与していないと思います。根菜ラップは好きですが、コスパはそんなよくないので。スタバにわざわざご飯食べに行こうとは思いません。

次に空間。カフェによくある、ゆる〜い音楽、木と緑を基調とした落ち着く空間デザイン、そして微かに香るコーヒーの香り。多くの店舗は窓も基本的に大きいので、光が差し込みやすく、日光を感じられます。リラックスできて、なんか幸せを感じられます。これは4割くらいあると思います。ただ、この要素は、別にスタバ以外にも取り入れているカフェはたっくさんあります。なんならスタバよりオシャレなカフェも山ほどあります。なので、あくまで幸せ要素の一部。

次に席や設備。スタバは2〜4名のテーブル席と、一人がけ用カウンター席が基本。店舗によってはカウンター席にコンセントがあったりしますよね。トイレは店の規模に対して少なめ。そしてWifi完備。これ正直、店舗によって大きく差があるので一概には言えませんが、作業しにスタバに行く時はめちゃ重視します。そして、コンセントつきの一人がけの席がいつも空いている店舗は、安定感、満足感を与えてくれます。なのでこれは2割くらい寄与しているということにしておきます。

さらにさらに、店員さんについて。スタバの店員さんって本当に素敵だと思います。コーヒーを作るという業務を平行しながら、笑顔で接客してくださる。ホームセンターでレジ打ちのアルバイトをしていたので、これがいかに大変か本当にわかります。客である私を良い気分にさせてくれるという意味でこれも2割くらい寄与していると思います。とってもご飯が美味しくて、オシャレなカフェでも、店員さんの接客が悪いところは悪いです(笑)まあそれも個性で、それ以外のところで満足してるので、特に怒りとかはありませんが。でも重要な要素ですよね。

ここまで、「コーヒー」「フード」「空間」「設備」「店員」について書いてきました。「コーヒー」「フード」は私の主観であまり評価は高くありませんが、「フード」以外は基本的にレベルが高いと考えて良いのではないでしょうか。

この時点で、この要素をしっかり満たした「カフェ」は絞られてくると思います。特に「設備」が整ったカフェはかなり少ないです。

しかしです。別に、スタバ以外でもありますよね?コーヒーやご飯が美味しくて、空間もオシャレで、設備もしっかりしていて、店員さんもめっちゃ丁寧なカフェ。なんなら、食べものは、だいたいのカフェはスタバよりちゃんとしているので、ご飯のディスアドバンテージを考えると、スタバよりも素晴らしいカフェもたくさん考えられます。

でも、僕にとっては、「スタバ」は特別なんです。

そう、自分でもわからなかったんです。なんでスタバってこんなに居心地が良いんだろう。オシャレで良いカフェは他にたっくさんあるのに。

他のカフェは何かが足りない。


ついにわかりました。スタバだけがもつ強み。


それは「文化」です。


スタバだけに「スタバ」という文化があるんです。

みなさん、こんな記憶はあるのではないでしょうか?


あ、勉強したいな。スタバいこっと。

作業しなきゃ。スタバいこっと。

読書したいなー。スタバいこう。

ちょっと重めの相談してもらいたいな。スタバに来てもらおう。

打ち合わせ場所、どっか良いとこないかな。スタバでやろう。


逆にこんな風にはならないですよね。


友達とゲームしよう。スタバ行くか。

騒ぎたい。スタバ行くか。

昼寝したい。スタバ行くか。

やばい、お金ないからスタバで済ますか。

ストレス溜まったからスタバ行くか。


何かものごとを前に進めたかったり、時間的に自己投資したいしたいときに、そうだ、スタバにいこう!となる。スタバでこういったことをやるのは、受け入れられるし、なんなら「イケてる」くらいの認識があると思います。そして、逆に、「民度の低いことはスタバでやるべきではない」「スタバはちょっと贅沢」という認識もあると思います。

だから、ちょっと時間的に余裕がある前向きなことをしたい人がより集まりやすいんです。そして、そんな人が集まった空間にいることができるから、幸せを感じられると思うんです。

あのスタバ独特の空間を作っていたのは、「店」ではなく「客側」の方なんです。


良い空間を作れる客が集まる「文化」を持っていること。これがスタバにしかない幸せを生み出している、もっとも重要な要素なのかなと思います。


また書きますね。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。