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どうしたら「器」を大きくすることができるのか?

こんばんは!
今日もお読みいただきありがとうございます。

昨日の記事で「器を大きくするとは、我を手放すこと」と書きました。

では、どうしたら我(頑固さ、わがまま、利己的な考え)を手放すことが
できるでしょうか?

その方法の一つとして、私が経営幹部研修やコンサルティングで提供している
練習方法をご紹介します。

その方法とは、、

評価や判断を完全に手放して聴く

という練習をすることです。

通常、私たちは人の話を聞きながら同時に、「評価、判断」をしています。
特に経営者や経営幹部が判断することが仕事とも言えますので、当然のことながら
こういう聞き方は得意です。

「彼の言っていることは正しいだろうか?」
「彼女の提案を認めたら、業績は向上するだろうか?」
「彼の計画に抜けや漏れはないだろうか?」

このように、常に評価、判断しながら聞いているわけです。
もちろん、評価、判断を下すことは、仕事をするうえで必要なことです。

しかし、この聞き方ばかり続けていると、失ってしまう大切なものが
あります。

それは「ありのままの姿を見る」ことができなくなることです。

私たちは、評価、判断を下す時に、自分なりの物差しを使っています。
その物差しとは、過去の経験から得た知識、信念、価値観などです。

つまり、私たちは、自分なりの知識、信念、価値観を通してしか
人や物事を見ることができない
、ということです。

なので、判断や価値観を完全に手放して聴く練習をすることで、
人や物事をありのままに見ることができるようになります。

この「人や物事をありのままに見ること」ができている時は、
我を手放せているのです。

次回は、①判断や評価を手ばす聴き方のポイント、
②どんな時に、この聴き方を使えば効果的か?をお伝えしたいと思います。

今日も最後までお読みくださり、本当にありがとうございます。





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