こだわりを捨てる

私が上の子の育休中、やめればよかったと思うこと。
それは育児書やネットで子育てのことを調べまくって、
その通りにしなければいけないと思っていたこと。

ネットの情報を得て
この週数の子は授乳時間が◯時間空く、とか
◯か月でこうなる、とか、自分の子と比べては
うちの子はまだだ、、と焦ったりしてた。

赤ちゃんの成長には個人差が大きいことも
頭ではわかっていたけれど、
基本的に家にこもっている生活では
追い詰められるような感じがしたことを憶えている。

私は離乳食が始まるのが楽しみで仕方なかった。
1人の人間が、ミルクしか飲めないところから私たちと同じものを食べれるようになる過程を見られるなんて、なんてドラマチックなんだろうと思った。

食事だけでなく、育児はすべてのことがドラマチックなのだが。 

幸運なことに息子はよく食べるタイプで
離乳食を進めるのに困ることは何も無かった。

私の場合、管理栄養士の仕事柄、
食事のことにこだわっても不自由しなかったが、
その他については
育児書を真似てこだわっても何にもならなかった。
自分を苦しめてただけだと、今ならわかる。
だって専門じゃないから。

この時間に必ずお風呂を済ませる、
寝かせる、とか
まだこれはさせない、とか
自分の中でルールを決めてしまうと、
またルールが多ければ多いほど
逸脱したときにイライラしてしまう。
本当に良くないことだが、子どもに当たってしまう。
もちろん非常識なタイムスケジュールになるのは成長の妨げになることがあるだろうし、寝かしつけの時間を早めに、だいたい毎日同じ時間にするのは大切だと今でも思うが、
それに縛られるのは自分と子どもを苦しめるだけ。

今は、こうあらねばならん、
というのを手放して、とにかくストレスを溜めないように子育てをしていきたいと思っている。
母親が幸せなことが、子どもにとっても幸せであると
思うから。
我が子だけを見つめて過ごしたいと思う。

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