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『Unnamed Memory』アニメ第11話の感想

※この記事には『Unnamed Memory』のアニメ及び同時系列までの原作の内容にかなり触れています。
※この投稿を書いている人は投稿日時点で原作小説6巻+続編afetr the end4巻まで読んでいます。少しだけ匂わせ等の間接的なネタバレの可能性があります。読まれる方(特に初見で楽しみたい方)は各自の判断でブラウザバックをお願いします。


はじめに

 皆さんこんにちは。今週は無事復活してます。1日半寝てたらある程度は大丈夫になりました。それ絡みでアニメ最終話と同時ぐらいのタイミングになるだろうなと思われていたafter the end4巻まで読了しました! ネタバレしないけどとてもヤバかったです!

 さーてアニメの方もついに佳境に差し掛かってます。魔女vs魔女というどっからどう見てもヤバすぎる対戦カード。何がどうなるのやら……。


感想

なんか、もう、ずっとヤバい

 今回はいつも以上にスケールのデカい話だったと思う、色んな意味で。いっつもスケールの大きい話をしているはずなのにどうしてだろうなぁ。ヤバいって思える要素が大きかったからかな?

 さてさて今回は砂漠から失礼します。どっからどう見ても嫌な予感しかしない砂嵐だ。どう見ても自然現象じゃない。というかドームじゃん。表面ワイルドだし形が形だからアイスを彷彿とさせる。暑いし食べたいだけだって? それはそう。

 王族なのでフルネームは必須。原作長いから再構成してもフルネームは絶対に名乗らせるという謎の意思を感じる。でも長い名前+最後に国名で王族って一発で分かるもんね、仕方なし。ネフェリイさん、砂のドームの中にいるとは思えない透明感してらっしゃる! 肌をなるべく隠すオリエンタルスタイルでも隠しきれてない透明度! これがオアシスなのか。

 PV見た時からずっと思ってたんだけど呼ばれぬ魔女って最初に言い始めた人のセンスって凄いと思うんですよ。もっと直球のネーミングもあったはずなのにいつの間にか現れることを持ってくるのって中々できない着眼点だって。それにしてもティナーシャさんの根回しというか事前準備力がずば抜けてる。魔女の口から「下剤を盛る」って単語が出てくるのもシュール。まーでもこの世界の魔女って何しても魔女だしなって納得できちゃうからね。

 毎度恒例イチャイチャタイム。後悔してからじゃ遅いもんね。それでも恋人になったから一線超えてたりと段階あるのもいいよね。でも今回はアーいけませんお客様ー! 案件だったと。

 場面切り替えがスムーズすぎてパミラさんが滅茶苦茶綺麗にグラス割ったのかと思った。正解はお風呂に連れ込んでいた。湯気すっご! 下手したら逸れないか、このロイヤル風呂空間で。皆タオルのような何かを装着してるけどティナーシャさんだけMAPPAなのは時代の違い? とか心底どうでもいいこと考えてた、良いシーンなのに。

 そしてこれはいつぞやを彷彿とさせるフラグプロポーズ! これが関係値の力かと頷きざるを得ない。家臣もざわついておられる。本当にこれから戦争するとは思えない気楽さ。だからこその2人。

ビックスケールタッグバトル

 さー始まりました魔女バトル。それにしてもレオノーラさんってエッチな容貌だけどエッチと括ってしまうのは恐れ多い。彼女は彼女という存在でしか縛れない、みたいな唯一無二な見た目だよね。というかティナーシャさんの「私の男がもてなす」って台詞の火力が高い! これは婚姻OKしたわけだ。人間ズも盛り上がって……なんかすごいことなっとるがな。素手で刃物受けたりとか腕の生え方とかさぁ。これで人型保ってるのはただの奇跡なのでは? あのノリでモンスターの姿になっても違和感ないと思う。

 琥珀城の登場シーンのボルテージが半端じゃない件について。だって(多分1個目の)PVで使われたあ、これは壮大なファンタジーが始まるなって思わせるBGMに優美な詠唱の組み合わせだよ! これは興奮するって。蝶も超綺麗だし。幻想的な色とリアルな飛び方がマジで雰囲気出してる。そして出てきた城。城にコーティングとかじゃなくて予算なんて知らねー! と言いたげな丸っこいフォルムがもう人間スケールじゃないんだって。

 瞬間で椅子が木っ端みじんになるけど消えたとかじゃなくて余韻があるのがガチで壊れた感あって矢鱈と印象深い。

 さー余裕かましていきましょ~! 一回あからさまにやべー光出してからの宣言はさっきの回想とあってくるものがある。PVで見た弓も出てきて興奮待ったなしだよ。回想もあった相乗効果で「人として生きる」ことを選んだシーンの重みというか吹っ切れっぷりが見てて気持ちよかった。生き方といい、光がスポットライト風に当たるシーンといい2人の対比が分かりやすい。レオノーラさんの前半のシーンでカーテンの隙間からそーっとって感じだったけどティナーシャさんは上からガツンと。魔女らしく自由に生きることを選んだレオノーラさんと人として生きることを選んだティナーシャさん。くるものがある。

 というか今回の爆破というか破片の書き込みが尋常じゃない。スタッフさんの中に爆破作画のプロがいらっしゃるのでは? と疑うレベルだよ。変則スイッチありのタッグマッチはマジで盛り上がるんよ。

 イメージ通りの派手なお祝いも良いけど儀式を彷彿とさせる神秘感ある結婚式がマジでこの2人にぴったりなんだよな~。それにしても沈黙の魔女がイケ女。というかこんなイケ女の初顔出しが主人公カップルの結婚式って諸々の事情込みでもやっぱ面白すぎんか。時間の都合上カットも覚悟の上だったけどあってくれてよかった。それでもごめん、笑っちゃう(by原作勢)。

さいごに

 こうして王と魔女は永遠の愛を誓い、末永く幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし。

 ってレベルにまとまった1話だった。圧縮したからこそ20分の中で台詞リレーがあったりして盛り上がるのはホントズルいって。原作3巻もベッドイン→結婚式→物理的な終わりの3段エピローグだったからね。読んでた当時もこんな気分だった。みんな、まだ1話あるからね! ちゃんと感想書くからまた見てね&来てね!

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