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『わたしの幸せな結婚』アニメ第4話の実況感想

※この記事は7月27日に投稿したふせったーの再掲となっています。
※この記事には『わたしの幸せな結婚』のアニメ及び同時系列までの原作の内容にかなり触れています。
※この投稿を書いている人は投稿日時点で原作小説3巻まで読んでいます。少しだけ匂わせ等の間接的なネタバレの可能性があります。読まれる方(特に初見で楽しみたい方)は各自の判断でブラウザバックをお願いします。


 え、もう放送開始から1か月経ったのか……。早すぎない? もうアニメ3分の1まで到達したの……? ま、まぁ始まるの早かったから……。焦燥に駆られるのはここまでにして早速見ていきましょうか。

 やっぱりでかいなあの桜。あれが本当に屋敷の中にあったの⁈ だとすると相当な豪邸だ……! 1つの核家族ぐらいの人数+使用人でも部屋もてあましそうなぐらい広いのかなぁ……。あれ、誰か男の人が去って行ってる? 遠すぎてわかんないけどお父様? 別の人? お母さまの顔ガッツリ見ることあまりなかったけどすげー美人さんだ。これぞ大和撫子。そんでもって親子でめっちゃ似てる。美代さんはほぼモノクロなのか……。自分はこの夢の部外者だからなのか、それとも……。あの夫婦も政略結婚だったし夢の中とは関係なしに仲は良くなかったのかな? どんな生活だったんかな? ここの「違うのです」も中々のものが……。なんで他にも子供産まんかったんだろうかと思ったけどお母さまは元々体弱くて寿命決まってたっぽい? のだったらこの時点で義母様と結婚しなおして~とかすでに考えてたのかな? 自分で考えといてなんだが残酷すぎん? 最後の最後でこっちに目線向けてくるお母さまにドキッとしてしまった。夢の中だし気にするなといわれればそれまでなんだけど。

 そしておそらく貰い物の櫛が入ってるであろう箱。そっか、この出来事は、新しい生活は確かに現実なんだよね。

 朝の支度。台所にところどころ古い傷があって使い込まれてるんだなぁ~と感心してしまった。ゆり江さんに相談するときの声が完全に恋する乙女なんですけどー!! 分かりやすくお目目がキラっとしたゆり江さん、あなた精神年齢おいくつで? 洗い物も中断しとんのかい! この空間、完全に乙女しかいねぇ! ゆり江さんの女学生時代が気になりすぎる。手作りの発想になるのは流石だな。斉森家も久堂家も身分がお高いからわざわざ手作りするって概念自体なさそうだし。雑誌のデザインもすごい丁寧。中身の出し方もシンプルながら印象に残る。組みひもか……なんか昔ミサンガ作るのに嵌ってたのを思い出した。お手軽だけど工夫次第で華やかになるからね。そして「どうした?」の驚き具合よ。そういった自主性が無かったもんな。そりゃそうなる。ついて行ってくれるゆり江さんマジ優しい。上下関係があるのはわかりきっているけど出会った時の立場とかが違っていたら良い友達になれたのかもしれない。裏できな臭いのか心配してくれてるの優しい。この間のデート回で大分距離感縮まったな~。流れるように登場するお守り。いつ用意したんですか……? もっと和風なのかなと思いきやかなりおしゃれなデザイン。「大袈裟です……」陰で嗅ぎまわってると言ったらアレかもしれんが、トラウマな案件だから完全に渦中に巻き込まないようにしてくれてるんだよね……。完全に惹かれてますねこりゃ。

 おっと、ここは辰石家かな? こっちも車持ち? あとガラスの描き方がきれい。技術の未発達さがあっていいね。幸次さんのお兄さん赤毛! 兄弟の建前のないやり取りだ! 幸次さん状況が状況だったからこういう場面はありがたい。お口チャック(物理)⁈ どこに技術使ってるんですか! 「優しすぎて、優しくない」か……。同じ家で育ってきただけあって的を射た言葉だな。もし久堂家が絡んでこなかったら二人で駆け落ちするのが最適解では? って感じもしなくはないし。美代さんが普通に辰石家に嫁いできてもそのまま幸せになれるとも言い切れない気もしなくはないしな……。父親同士の会話を聞いていると。

 乙女達はお店に到着。外と店内が繋がってるような、現代ではなかなか味わえない空間だ。

 あーあ、出会っちまったか。もう声聞いただけで拒絶反応でちゃってる。少しずつ明るくなっているのかそのあたりの免疫が落ちてるのかな? それとも香耶さんのうっぷんやらなんやらがたまっていてより威圧が高まってるのか? 幸次さんと美代さんの関係を知らないほど香耶さんも鈍感ではないだろうし。てかガッツリ分かってるか。

 おい親共。外面だけは丁寧だな? まるで別人みたいだ。でも彼らは今の私たちが電話の時だけ声色変えるとかそんな感覚なのかな。そして完全なる予想外の顔。あの噂があるからこそ絶対に無理と分かって厄介払いも同然で送り出してるしな。ホンマこの夫婦……。政略結婚のための道具以下の扱いって……。完全に拒絶されてるし。季節ごとに服買い替えてる香耶さんや。服の耐久力を舐めてはいかんよ。物によっては三代持つというし。今でも親が着ていた振袖がまだ着れる状態とか普通にあるから……。ちょっと脱線してしまった。味方ゼロなのに2人の性格もあってか完全に香耶さんの無双状態だな。流石お嬢様。どこまでいえば気が済むんだ。ゆり江さん合流! 一応他人相手だから直接的な嫌味は言わないんだね。ちゃんとそこの線引きはできてるのか。でも、この時代だとできてないからどうだという訳でもないし単なるマナー的な感じなのかな。

 流れ変わったな。完全にゆり江のターンになった。このくだり、某スカッとするバラエティー番組を彷彿とさせる。方便でもなくゆり江さんは美代さんのこと大切なんだよね。そして親はホント懲りないな。

 美代さんはトラウマ掘り返されて意気消沈……。声を聴いているだけで辛いよ……。こうなっても自分を責める美代さんを見ているのが辛すぎる。笑っててほしい。

 あーあ、出会っちまったか(本日2度目)。ただでさえややこしいというのに……。やはりイケメンが世の全てだというのか……!

 またお通夜ブームに逆戻り。心の問題はなぁ。ケースによっては多分この世界の謎が解決できても心の問題だけはどうしようもないだろうしなぁ。少ない描写なのにかなりの時間が経過してるってわかってしまうのが恐ろしい……。相変わらず演出の手腕がすごい。

 ここで花さん登場! 原作でもびっくりしたなここ。いや完全に行方わかんなかったのに偶然出くわすとかじゃなくてお客様として家に尋ねに来たのが再開なんだよ! むしろ驚かない人いる? ここ。静かだけど楽しそうな会話。この本音の吐露が……。知ってくれているからこそでてくる直球の本音が……。あの時家の中で唯一味方でいてくれた花さんの存在がここで響いてくるとは……。清霞さん! さっき手紙を書いていたのはこのためだったのか! ここで初めて知ったんだよね。清霞さんがここまで動いてくれているのが。探り合いの時期だからこそ生まれる優しいすれ違い。面と向かって言えればよかったんだけど。

 頑張った、頑張ったよ美代さん! でも、謝罪も感謝も全部カミングアウトするのは本気なんだなぁ。あの今までの人生に比べれば短い思い出は確かに幸せの証になってたんだよね。あぁー! 清霞さんの! 清霞さんの声がもう完全に人を愛するときの声になっておられていらっしゃるーーー!!! こっちまで泣いちゃいそうだよ。顔だけじゃなく声までいいとか反則! 天は清霞さんに色々与えすぎじゃない⁈ しかも「結ってくれるか?」もホントにズルい。分かっててずっと髪おろしてたんじゃないか? と勘ぐってしまう。花さんまだ帰ってなかったのか……。行動早すぎない⁈ でも、幸せな美代さんの顔をもう一度見ることができてうれしいのは確かなんだろうな。

 せっかくいいシーンなのに、いいシーンなのに、紙の鳥が邪魔すぎる。せめてそこは実物が飛んでいてくれよ! あと目隠しが怖い! 目も怖い! あ~ピースが綺麗にハマってしまった……。このパズルだけは完成して欲しくなかった。

 さてさて、今週はここまでですか。じれったいのもいいけどやっぱり本音のぶつかり合いでしか越えられない壁もあるからね。このスパイスの効き方が上手なんだよなぁ~と謎の考えにいたってしまった第4話でした。ではまた次回!

 親父共はじっとしていてくれ……。もうこのまま幸せでいてくれ……。

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