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『わたしの幸せな結婚』アニメ第13話の感想

※この記事には『わたしの幸せな結婚』のアニメ及び同時系列までの原作の内容にかなり触れています。
※この投稿を書いている人は投稿日時点で原作小説7巻まで読んでいます。少しだけ匂わせ等の間接的なネタバレの可能性があります。読まれる方(特に初見で楽しみたい方)は各自の判断でブラウザバックをお願いします。


はじめに

 さてさてお待たせしました13話の感想でございます。本当に遅くなってしまい申し訳ございませんでした。まさか視聴日(5月5日)に公式様から想像が無限に広がるイラストがお出しされるとはつゆほど思いませんでしたよ。丁度確認したときが異常なまでに忙しかったんでSNS上で反応ができなかったのが悔やまれる。優しさに包まれて幸せになっていくのも良いけど最初からハッピーハッピーなルートも良いよね。それにしても2人とももっちもちで可愛いんだよなぁ~。

 おっと前置きはこの辺りにしておきましょう。それでは今回は待ちに待った感想に移りましょう。加えましての警告になりますが、今回は小説『わたしの幸せな結婚 八 アニメBlu-ray付き同梱版』のBlu-rayに収録されているTV未放送の第13話「わたしの幸せのかたち」の感想となります(原作だと2巻終盤)。特に該当エピソード未視聴の方は各自の判断でブラウザバックをお願い致します。

 また、今回は実況感想ではございません。時系列の前後等ございます。ご了承ください。


感想

社交パーティー! 社交パーティーじゃないか!

 凄く大きく、作中の時代でいえば最先端の、我々の価値観でいえば過去を想起させられる建物……ってここがパーティー会場だって⁈ 流石に1部の区画だけとかなんだろうけどそれにしても大きすぎませんか⁈ 一体おいくらするんでしょうね(遠い目)。内装の方もレンガ地が見えてるの好き。今だとなんちゃって壁紙とかあるけどこの時代には絶対ないだろうしこれガチレンガですよね? 中の雰囲気もめっちゃ良き。この建物文化財として後世に残しませんか?

 おっと建物の話だけにかまけるのも良くない。本題のパーティーの感想も書こう。それにしてもお料理がおいしそう。本日も抜かりなく。こういうのちょっとお高めなオードブルであるやつじゃん!

 みんなワイングラス片手に談笑してる! 白いのも色味的にワインだ! 全く飲まない私からするとよく酔わないな~という方向に意識が行くけどあくまでもここは談笑の場だから居酒屋みたいにガブガブ飲むわけでもないよねって結論付けた直後の五道さんには参っちゃったよ。後々の赤面とは別方向で顔全体が真っ赤な特別仕様。隣の一志さんもこの空間では浮くであろう和装なのに空間ともワインともマッチしてるの奇跡じゃない⁈ 術をお使いになられましたのか⁈

 美世ちゃんの声も今までのおどおどというか恐れているというよりも緊張してるっていうのが良く伝わってくる言動でとてもホッとした。まあパーティーというかゴリッゴリの社交界だったもんね、あそこ。ご婦人方が色とりどりのドレスを身にまとってでっかい扇片手におしゃべりなんてまさに直球。それにしても美世さんのドレス姿の全てが美しい。こりゃ噂の的になっちゃう。

サブタイトルがブッ刺さる

 それでは時を控室? の所へ戻りましょう。ああ1番最初のシーンです。覗き込んでる旭君かわいいー! 前髪ぱっつんもそれらしさがマシマシで更に良い。水じゃなくて子供用にオレンジジュースだったのも良いよね。ナイスホスピタリティ。拗ねてる理由も子供らしいし嘘偽りのないに家族なんだなぁというのがしみじみと伝わってくる。このサブタイトルを見る度にこれ家族構成の形が多様化した現代にも通ずるとこあるよねって考えちゃう。旭君と接する葉月さんが声も言葉遣いも母親のそれで心の中で「ママーッ!」って叫んでました。あと旦那さんについては一緒に見ていた親戚も「お前かい!」って声出してた。分かる、分かるぞその気持ち……! 今はママ似っぽいけど成長したらパパの面影ももっと出てくるのかな?

 もう1つの締めくくりということもあって皆さん大集合の回だってびっくりした。まさか幸次さん&香耶さんのカットが出てくるのは予想外でしたぞ! お元気そうで何よりです!

 堯人様もご機嫌麗しゅう……。ランプ? 昔特有の色のついた照明に照らされてるのか肌もその色寄りに塗られてたであろうはずなのにそれを貫通して肌白っ! ってなった。白粉なのか地肌なのか、謎は深まるばかりです。

 新さーん、今日も髪下ろしてくださってベリベリ嬉しいです! やっぱこっちの方が好みだわ私。それにしても狙ったかのようなタイミングで出てくるのがもう面白すぎてダメだった。清霞さんが今までにしたことのないようなギャグ調な目になってたし(多分)。この流れで売り込みするのもスゲェとしか言えない。まあ、本人は何も知らなさそうだし……。というか何でアサイチで押しかけてるんだ⁈ まー清霞さん忙しそうだからこの時間が良いってことは事前に把握してるのかな?

 それにしても最後のお見送りの下りが尊い。こう、性格の差が出てるよね。清霞さんはイケメンだし美世さんは可愛い。赤いお着物珍しいと思ったけどそっかもう秋なのか。季節に合わせて色んな装いが見れるのやっぱ良いよね。冬場だと何色になるんだろう? 一昔前だと王道な出勤見送りで締まるのも良いよね。これが日常なんだって。

さいごに

 いや~、アニメ放送時にもあった丁寧な色使いや細やかな描写も健在で、何よりも現代じゃないっていう空気感。そうそうこれが『わた婚』だよ。いつもありがとうございます。2期も楽しみです。OPもEDもしっかり入ってて毎週感想書いてたあの頃を思い出しちゃった。あれからそろそろ1年か~。

 余談ですがセットになってた八巻の方はただいま読んでる最中です。くじ引きで無作為に順番決めてるのにタイミングが偶然重なった。短編集ということもあって最新の時系列の話もあれば丁度アニメのちょっと後の話もあったりで「あの話の間にそんなことが!」と新たな発見が沢山あります。サラリと挟まる「~の朝は遅い。」は文がシンプルなものあってツボりました。何のことかは本文でのお楽しみに……。

 この記事を出す前後にはX(旧Twitter)で報告を挙げてるかもしれません。原作派の方はよろしければそちらの方もご覧いただけたら幸いです。

 それではまた次の機会にお会いしましょう!

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