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『Unnamed Memory』アニメ第12話の感想

※この記事には『Unnamed Memory』のアニメ及び同時系列までの原作の内容にかなり触れています。
※この投稿を書いている人は投稿日時点で原作小説6巻+続編after the end4巻まで読んでいます。少しだけ匂わせ等の間接的なネタバレの可能性があります。読まれる方(特に初見で楽しみたい方)は各自の判断でブラウザバックをお願いします。


はじめに

 さあさあさあさあついに来ちゃいましたよ最・終・話! TLのファンの皆さんのテンションといい公式様が出してくる情報の空気感といい本当に雲を掴むような感覚で実は最終話は本編のアソコではなくて総集編とかトンチキアニオリ回⁈ まさかまさかのここに来て巨大イカ戦⁈ とか考えてました。そして魔女の日記で「やはりか……」と。おっと今回は書きたいこと多いので前置きはここまでにします。それでは、


感想

育成ゲームじゃん(迷言)

 始まっていきなりライフが減った件。1話ですら普通にOPEDを映像付きでずっと流してたのに今回無くてもうやっばいんだけど。本当に終わるのか……今日。雰囲気的にもエピローグ風味だよね今回。それにしても本の量が多いし大きい。ファルサスで見た時もそうだったけど持ち運び大変そう。トゥルダールのあれこれとかもあるから大変そう。ティナーシャさんがポッド浮かせてるのちょっと面白いな~(目逸らし)。しかもポッド割れたので何時ぞやの「時間は巻き戻せない」の説明の時はお砂糖の壺が割れてたのを思い出してしんどくなってきた。欠席しても……平熱だからだめか。

 あれ、ここどこだ? ってグルグルしてるシーンがカッコよさと同時に不気味さもあってワクワクしてきたぞい。という訳で最終話~オスカー、×××××にお邪魔する編~のスタートです。

 という訳でまずは妻の元へ。スピーディー入ってくる絵面が誘拐っぽくて笑えて来る。今それどころじゃないのに。というか普段はティナーシャさんの方が窓から入ってくるから今回はここも逆転してるのか。

 そういえば出会ったばかりのティナーシャさんの体格はこっちになるのか。ある意味で原点回帰。でも声や仕草の柔らかさがあって年相応だからすっごく新鮮。かわいい。それに対抗してなのかナークもかわいいぞ。それはそれとして「頭大丈夫?」のストレートな言い方も好き。

 やはり王族、ベッドがでかい。なんか私矢鱈と調度品のデカさに言及してる気がする。あ、美味しそうな朝食。手料理裏山。というかこの食事シーン対面してるからなのか育成ゲームの1場面っぽい。「子供なら好みに育てられますよ」ってこういうことだったのか(迷推理)⁈ 研究したがりな部分は今に通づる所あるよね。日常が流れていく感じがOPのサビを彷彿とさせる。いや流石に偶然だと思うけど。

 お久しぶりはじめましてラナクさん! もうこの時点で敵オーラが出てるのが恐ろしい。そろそろ追い詰められてきてる⁈ ティナーシャさんが懐いてるテンションだからより辛さが。

 ちょっと待って本読んでるオスカーの立ち姿がイケメンのそれなんだけど! このまま雑誌の表紙飾れるって!

 宝物庫に案内してくれるラナクさんやっさっしと思ったらティナーシャさんがナチュラルに凄いことしてた……。未来の魔女、恐ろしい娘! ちょま、ここで本日のタイトルが出るの⁈ 色合いもいつもと違うせいでマジで寿命が縮むかと思った。

やりやがった! 製作陣こいつらやりやがった!

 さーて皆様お待ちかねのクライマックスですよー。ちょっと深呼吸して心を落ち着かせたくなってきた。

 あーついにラナクサンが動いちゃたか。しかしここで悲劇キャンセル! タイムスリップの醍醐味! オスカーが超強い師匠キャラに見える。実際剣教えてたしね。

 もう今回の特濃ラナクさんがどれも最高。不安定さを煽るカットといい「魔力だけが」のセリフといい、勢いよくお腹刺してその後も普通に喋ってたり……。魔力召喚なんて専用のムービーじゃん! 最後の最後ですんごいインパクト刻まれた。ラナクさん触媒でも滅びちゃうのか。なんだかんだでラナクさんも凄い人なんだな~と再認識。まー1人の為に国作っちゃうしね。あと愛称で呼ばなくなるのも敵と認識したみたいで辛かった。

 お前の国、か。玉座に無き女王という単語とか途中からトゥルダールの人間として接するシーンもあったことを無性に思い出してしまう。大切な国だもんね。

 さーてここで真相です。うん、やっぱ辛いよ。最終回だから日常を過ごす皆さんの姿をお見せしますじゃなくて、つまり今の世界はこうなってるんダゾ♡って感じなのがさぁ! これもしかして消える瞬間とかじゃないよね⁈ 筋はある程度知ってた分こういった何気ない演出がいっちゃん辛いよ!

 オスカーッ! 何でこの辛みMAXな事実を包み込むような優しい声で言えるんだ! マジで泣くってこんなん……。しかも看取ってるように見える側が消える構図なのがもう色々と込み上げてくるものがある。しかも消える瞬間も見せないのが優しすぎる。

 周りに誰もおらず、何かが変わったのかも把握できず、ただ1人、少女が目を開く。長い夢から醒めたように。地獄かな? ってここでOP被せるか⁈ ア"ア"ーーーッ! こんなん視聴者も叫びたくなるって。

 マジか、やりやがった……「最終話は最後にOPが映像無しで流れないかな~でも普段こういう特殊演出ないからどうだろうな~」とか妄想してたら本当に始まったんだけど⁈ 改めて聞くと歌詞がさぁ……。

 それにしてもスタッフロールのスピード早くね? え、まってまだ何かある。よくある映像振り返り……違う。これアレのシーンだ! ちょ、え、血まみれ……待って、え、嘘でしょここまでします? 初見の反応を楽しもうとした原作勢に特攻かましてませんか?

 おや、ここで本当に振り返り、まって真っ白にしないでさっきのトラウマが蘇る。しかもここで原作4巻のサブタイ⁈ あ、キターーーーーーーーー! 続編ありがとうございます!!!!!!!! しかも続編でも第2期でもseason2でもなくちゃんとAct.2表記じゃん! ここまでしてもらっていいんですか⁈ え"⁈

 勢いで書いちゃって入れるタイミング忘れたけど今回のタイトルを表示するタイミングがどう足掻いても狙っているとしか思えない。これがタイトル回収(物理)。

 今回は2期発表の可能性etcを考えて朝イチのX(旧Twitter)を我慢して真っ先に最終話を見た。その後で見ました。あのさぁ、日記に手心がないの? 最終話は過去回だから更新ほぼゼロだったりして~とか1人で思ってたのがバカみたい。だって伝説の投票も何もかも消滅しちゃってるんだよ⁈ しかも深夜も色々やってたみたいらしいし……見たかったなぁ。

 あと、公式サイトも凄く凝ってて最高です。本当に最終話までに復活できてよかった。ティザービジュアルも最高、センスの塊としか言えない。あまりにも原作勢を攻めに来てる。

 というかAct.2時期決まってんじゃん! 時期は決まってないけどとりあえず続きやるよ~じゃなくてハッキリ来年1月って出た! こういう初報で時期決まってる続編発表って1クール挟むことが定番なんだけどここで敢えてそうせずに、かつ長くなりすぎない2クールなのがマジで『アンメモ』だなぁ~とか謎の納得をしてる。

さいごに

 という訳で急遽ノリで始めたアニメ『Unnamed Memory』の感想は以上となります。今回は感想の書き方を変えた影響で読んでもらえるか不安だったのですが、何度か公式様のマガジンにお邪魔させていただいた影響もあってか全体的にかなり読んでもらえました。この記事を書いている時点で投稿が遅れた7話を除いた記事で閲覧数が3ケタを超えました! 中には400の大台が見えているものも……。やっぱその日の内に書けたのがでかかった。

 進行ペースについても個人的に3巻ラストが凄く良かったから1クールでここまで見たいな~と思ってた人でした。それで期待通りに期待以上のものがお出しされてもう何も言うことはありません。原作読んでたから把握もしやすかったし。いやホントずっとTLがアンメモの話でホクホクです。

 最後になりましたが、アニメ『Unnamed Memory』の制作に関わった全ての皆様、そして私の拙い感想文にお付き合いいただいた皆様、本当にありがとうございました。

 半年後、或いは白紙の先でお会いしましょう!

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