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12人の怒れる男 #39

kagshun先生のvoicyで、紹介されていた12人の怒れる男を観てみました。
いや~、面白い映画ですね~。
1957年の白黒映画ですが、人の感情を丁寧に表現した映画で、まさに偏見と先入観が公正な判断を妨げることを痛感しました。
映画を見た後、再度kagshun先生のVoicyを聴くと、ますます勉強になります。

みんなと違う意見を言う難しさ

映画は、18歳の少年が、自分の親を殺したという裁判に対して、12名の陪審員が判決を決めるストーリーなのですが、陪審員の1名が、自分の疑問が解消できないところから、無罪と主張するところから始まります。
12名のうち11名は有罪と判断しているなかで、一人だけが無罪と主張するのですが、この映画を見て、主人公のように無罪を主張することを私ができるかといえば、できる!とは言い切れないところがあるなあと思いました。
以前のnoteでも書きましたが、私は、どちらかというと、自分の主張をしっかり通すというより、他の意見を受けながら、自分の主張を育てるイメージを持っています。
他の人から見れば、軸がない人間と感じる時もあるかと思います。

そのような私が、この映画から学んだことは、自分の主張を育てることは大切なことは変わりないですが、意見を伝えることは大切ですし、とても重要だという事です。
この映画の中でも12名の陪審員が、自分の主張を伝え、それにほかの陪審員が反論したり、同調したりしているのですが、まず最初に必要なことは自分の主張を伝えることです。
私は、他人がどう思うかが気になり、自分の主張を伝えることが少し苦手だなあと感じることが多いのですが、伝えることで何かが良くなるのであれば、伝えたほうがいいですよね~。
そんなことを考えさせられるいい映画でした。

#ジブン株式会社マガジン


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