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みっきーのリアル登山者の端書き #454『山小屋の価値』


今年で北アルプスの穂高岳山荘が100周年を迎えられたそうです。
https://www.hotakadakesanso.com/about/100th

北アルプスにある穂高連峰は、日本第三位の標高である奥穂高岳を含め、標高3,000m級の山頂が並ぶ山域となります。

標高が高ければ高いほど環境は過酷となり、登山者にとって山小屋は文字通りの生命線となります。

三代に続き、山荘を維持してくださったおかげで多くの登山者は山頂を楽しみ、満喫することができたのだと思います。

登山者は自然に惹かれながらも、完全に自然のままで山中で活動することは難しいです。
寝るときは屋根があって欲しいし、食糧も自分で全て持って登ることは大変です。
中には野宿や現地での食料収集すらできる方もいらっしゃいますが、それを全ての方に求めたら登山はレジャーとして成立しなかったでしょう。

そうした意味で山小屋が果たした価値は大きく、これからも日本の地形・自然を多くの人に知ってもらうためには不可欠な存在なのだと思います。

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