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みっきーのリアル登山者の端書き #441『ポテトフレーク』

私は山上調理が好きなのですが、山の上で調理するということは家で調理するよりも制限が多いです。
特に感じるのは、生ごみが出しにくいこと。

例えば生のジャガイモを調理しようと思うと、皮をむいて、芽を取る必要がありますが、その皮や芽は山に残せず持ち帰る必要があるため、その分荷物が多くなることや、生ごみ臭が発生することがマイナスとして発生します。

そこで山上調理では、素材そのままよりも加工された素材を持ち込んで調理に使うことが多いです。
山を始めてから知った便利な加工食材のひとつが、今回の記事タイトルにもある「ポテトフレーク」です。
乾燥マッシュポテトという名前になっていることもありますが、マッシュポテトを乾燥・粉砕したもので、お湯を入れるだけで簡単にマッシュポテトを作ることができます。
皆さん余り気付かないかもしれませんが、スーパーの乾物・マヨネーズ売り場の付近に売っていることが多いです。

これを使って私が良く作っていたのがポテト春巻きです。

材料
・ライスペーパー
・ポテトフレーク
・小分けタイプのマヨネーズ
・ニューコンミート(牛肉の缶詰)
・レトルトパウチのコーン
・塩
・胡椒

調理方法
①ライスペーパーに水を薄く塗って、柔らかくしておく。
②ポテトフレークにお湯を入れてマッシュポテトにする。
③マッシュポテトにマヨネーズ、ベーコンビッツ、フライドオニオン、塩、胡椒を練り混ぜてフィリングを作る。
④フィリングを柔らかくなったライスペーパーで巻いて出来上がり。

全て乾物、常温管理ができる材料で、まな板のような台と水・お湯だけで作れてしまう簡単山メシメニューです。
レシピ以外でも具材のバリエーションを豊富に設定できるのが人気でした。

限られた環境で、どのような素材や器具を選んで自分のやりたいことを楽しめるか、登山はそんなチャレンジ心を試すことができるフィールドのようにも感じます。

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