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みっきーのリアル登山者の端書き #424『白馬岳という山の魅力』

私の妻は、白馬岳(白馬三山)が一番好きな山だと言っています。
白馬の町並みから白馬岳を見上げたときの形の良さ、近さ、特に三月であれば冠雪と空とのくっきりとした境界などが大変心惹かれたそうです。

標高が高いながらも近くに近くに感じられる山というのは確かに少ない気がします。
障害物によって遮られたり、角度が悪かったり、そもそも距離が遠い、いいビュースポットがあってもアプローチが困難など、美しさと同時に身近さを感じることはなかなか無いように思います。

私が好きな展望の穂高岳は、蝶ヶ岳山頂まで登らなければ見ることができず、次いで好んでいる御嶽山のビュースポットも麓ながら車で長時間進んだ林道の先にしかありません。

プロセスが困難であることは達成感を高める要因ともなりますが、容易であることもまた一つ魅力として広く受け入れられる要素ですね。

日本のエコツーリズムを考える上では、多くの人に日本の魅力を知っていただくためにこうした環境・立地について理解と共有が必要なのかもしれません。

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