みっきーのリアル登山者の端書き#648『モルゲンロート』
日の出の時間に、地平線から登ったばかりの太陽の光が差し込み、山並みが赤く染まることを「モルゲンロート」(ドイツ語で朝の赤)と呼びます。
朝のコントラストが薄い世界から、赤い色が映えだすこの現象は、山頂宿泊する登山者の楽しみのひとつです。
真夏でも朝一番のアルプスの山頂は肌寒く、一桁台の気温のこともあるのですが、その寒さに耐えながらも登山者の皆さんは山頂に姿を現します。
モルゲンロートが発生するには、山肌が露出していることと、日の出のタイミングの日の光が当たることの二つの条件が必要となり、低山では観察できない現象です。
その二つの要素の掛け算で産まれた素敵な自然現象負けないよう、私も素敵な掛け算をして魅力的な何かを産み出したいものです。
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