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みっきーのリアル登山者の端書き#638『特化と汎用』

登山の携行品のひとつとして、「水」が挙げられることがあります。

これを飲用としてだけ考えると、スポーツドリンクやお茶に置換してもいいのかもしれませんが、緊急時の煮炊き用や傷口の洗浄に使う用途を考えると、それらでは代替することができません。

逆にただの「水」ではミネラル等が不足して、水分補給に不適切だという考え方もありますが、そこは「塩タブレット+水」、「はちみつ干し梅+水」といった組み合わせや、口の中でできるだけよく噛んでから飲むという工程で解消することも可能です。
あとは、装備重量に余裕があればスポーツドリンクや水を両方持参するというのも手かもしれませんね。

私が長期登山をする場合は、水を大型容器に入れて、携帯ボトルに水+粉末ポカリで少しずつ必要なだけスポーツドリンクに変換させるという手段を取っています。

特化したもの(スポーツドリンク)よりも、汎用性のあるもの(水)であるほうが、特に持参物に限定性がある登山では役に立ちます。
ですが普段の生活でもリソースが限られるものについては、汎用性のあるもの+αで乗り越えた方が適切なシーンもあるかもしれませんね。

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