みっきーのリアル登山者の端書き#815『ハイドレーション』
ハイドレーションとは登山用の道具のひとつで、ザックの中に予め水パックを入れて置き、そこから伸びたソフトチューブを口元に持っていき、そこから給水できるというのものです。
給水の度にザックから水筒を出したり、手で水筒のフタを開けたりと、そういった手間を減らすための効率化アイテムです。
特に重い荷物の時は、ザックを背中から降ろすだけでも一苦労なので、大変役に立つことになります。
便利な道具ではあるのですが、細いチューブを使うこと、口に直接触れることから、こまめなソフトチューブの掃除などの衛生管理が欠かせません。
なので登山中の手間が、登山前後のメンテナンスの手間に移動したような状態となります。
どちらを好むかは人それぞれで、私は登山後へとへとになってしまいがちで「掃除のし忘れ」が怖くて、ハイドレーションを使ったことがありません。
ただ、色んな登山スタイルがある中で、道具として確立されているということはそれだけハイドレーションを活用したい登山をしたいという需要があるということになります。
「道具」という観点から遡って、どのような「活動の需要」があるのかを想起することも面白いですよね。
引き続き、アンテナ力・想起力を高めていきたいと思います。
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