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経営者に一番必要なスキルとは?

よくこれから経営者とか、あるいはマネジメントの一員になる人に聞かれる質問に「マネジメントに一番必要なスキルはなんですか?」と聞かれます。
答えは人それぞれでしょうが、私が必ず答えるのはたった一言です。
それは

「覚悟」

なのです。

それだけじゃわかりませんか?
ではもう少し詳しく言えば、「自分が全てを背負う覚悟」です。
更につけ加えるなら、「人の失敗を許す覚悟」です。

人は誰しも自分の失敗や責任を認めたくないものですし、実際サラリーマンなら、上司なり部下なり同僚なり下請けなりと責任転嫁ができる相手はたくさんいます。
なんなら人でなくても、時間がなかった、社会情勢が悪かった、などなどともかく言い訳の材料には事足りません。

経営者だって、もちろん言い訳はできます。
しかし例え誰のせいにしようが、最終的に失敗の責任は経営者が負わなければいけません。
だから、最初から言ったって無断なんです。どうせ最後は自分が全部背負うのだから。
全部あんたのせいなんですよ。それが経営者。

一方そう覚悟を決めて仕舞えば、どうなるのでしょうか。
まず言い訳をしなくなります。
人に責任転嫁ができないので、いざと言うときは自分が全力で行動します。
人を責めても仕方がないので、人の失敗を許すようになります。
そして覚悟を決めて行動する経営者の下には、人がよってくるようになります。
人がうごき、失敗を恐れずにチャレンジするようになります。

要するにこれがマネジメントに本当に必要とされるスキルなんです。

マネジメントになるのには技術や経営は要りません。
必要なのはたった1つ 「覚悟」 だけです。

あなたはマネジメントになる覚悟はありますか?