これからの『地の利』は自動運転ができる場所だ
前にも触れてますが、リタイア後都心に住むメリットの半分くらいがなくなってしまい、週の半分くらいをセカンドハウスで過ごそうと思っています。
今の最有力地は富士五湖周辺と軽井沢の二カ所。
いずれもそれぞれいいとこのある場所なのですが、今回実際に色々と内覧にいって思ったのは、『やっぱり高速道路で行けるところが楽』という点。
そんなのあたりまえじゃん、と思われるかもしれませんが、現代では以前とはもっと異なる理由もあります。
それは『自動運転(オートパイロット)』の存在です。
私の愛車はテスラのモデル3というBEV(電気自動車)ですが、この手の電気自動車が内燃機関車と一線を画する点として『自動運転(オートパイロット)』の存在があります。
まあ自動運転といっても、実際には技術的に未完成な点が多く、特に日本では道路交通法の問題で自動運転での車線変更が認められていないのと、都心のように路駐やバイクや自転車の走行があり交通量の多い道は、うまくオートパイロットが働かず結構危ないので、なかなか難儀なのですが、逆にそれ以外の道では非常にスマートで、楽な運転環境を提供してくれます。
特に高速道路のように、路駐や交差点での飛び出しなどに注意する必要がない道ではオートパイロットは絶大な威力を発揮し、ほとんどハンドルを握る必要がありません。
特に長距離だとドライバーの負担をかなり軽減してくれ、一度使ったらもうやめられません。
私も若い頃はそれなりに運転が好きだったのですが、さすがにこの歳になると楽に勝るものはなく、でき限りオートパイロットで行ける場所が本当にありがたく感じるようになりました。
その点、富士五湖と軽井沢は東京からの工程のほとんどが高速道路。
つまりいったん高速道路に乗ってしまえば、あとはほとんどオートパイロットのみで楽に行き着くことができちゃうんです。
この辺は実は結構大きな強みなんですね。
今回のようなセカンドハウスに限ったことではなく、正直オートパイロットを常用するようになると、いずれ完全自動運転が実現すれば、とてもつもない交通環境の改善、特に地方都市にとっては素晴らしい交通手段になると感じるようになります。
ただ残念ながらまだ日本では実現は遠そうです。
それまでは、まず最大限オートパイロットが活用できる場所が、車で行く先の優先地域になりそうですね。