警察の捜査工数ってなんぼや

こんにちは。ハッピーらんらんです。おっさんです。

先日、シンガーソングライターの槇原敬之さんが、違法薬物使用の疑いで警視庁に逮捕されました。

2年の歳月をかけて逮捕に至ったそうです。

24か月です。

システムを開発する際、見積もりは工数で算出します。

1人が1か月まるっとシステム開発に携わった場合、「1人月」となります。

仮に1か月に3人がまるっとシステム開発に携わった場合、「3人月」となります。

有名どころでは、みずほ銀行のシステム統合において、35万人月という、膨大な工数もあります。そこへ1人月単価100万円をかけることで、3500億円の費用と算出します。

では業界を切り替えて、建設業での見積といたします。

ビルを建築する際、一番上にはゼネコンという建設会社がTOPとなります。建設業界に詳しくない方に分かり易く説明しますと、ゼネコンにも色々ありまして、建設業界の頂点に君臨するゼネコンを「スーパーゼネコン」といいます。なんだか、安売りしてるっぽいネーミングですが、銀行で例えるなら「メガバンク」みたいなものです。

このスーパーゼネコンが、それぞれの業種に作業依頼を発注します。【鳶・鉄骨屋・外壁屋・左官屋・塗装屋・軽天屋・エレベーター屋・サッシ屋・電気屋・設備屋etc】これらの業種でも見積を出す場合、人月数もしくは平米数で算出します。

何はともあれ、我々民間の会社では、見積->請求となるうえで、見積金額の根拠として、工数を弾きだします。

話を元に戻しますと、今回の被疑者逮捕にあたり、警視庁は、どれほどの工数を割いたのでしょうか。

いや。「槇原敬之を逮捕するな」などと言っているわけではないのです。何故、警視庁は2年の歳月をかけた事を公表しているのでしょうか、、、。2年をアピールすることで何のメリットがあったのでしょうか?

「薬物を使用すれば、地の果てまで追って行くぞ!!」とでも言わんばかりのメッセージだったのでしょうか。

2年の歳月掛けても、毎月の捜査員の人数が1人であれば、24人月です。逆の言い方をすれば、捜査を1か月しか行っていなくても、その1か月に捜査員を24人投入すれば24人月です。

警視庁の捜査期間が2年は、一体何人月となるのでしょうか。

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