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「眠れぬ夜の壁」夏の読書感想文

 昨日、部屋の本の山の下側にこのタイトルを見つけて、25年ぶりくらいにまた読みました。
 途中、途中でそれはご飯も食べますし、トイレにも行きますので、たまにネットを見たりもしながら、7月5日の昼前に読破しました。
 作者の方をネットで調べても、この本以外は出ていないです。
 出版社もこの本の最後の方に出てくるTM瞑想の人の出版社で、さんが出版という出版社から発売されていました。



 おそらく、地方の小さい本屋では、まず売られていなかったことが想像できます。



 初版の本を持っているのですが、1997年12月10日の日付けとなっています。



 とても丁重な作りで、本の最後のページには、「本は変化しつづける 真実だけはそのままに」の言葉が書かれています。
 表紙は作者が好きな、おそらくハワイで見た月の絵が描かれています。




 まずは、この本を25年前に買った経緯からお話ししましょう。
 その頃、新宿から国道246に向かっての帰り道、つまり青山通り沿いに、夜遅くまでやっている本屋が青山にありました。



 とてもオシャレな本屋で、デザイン系の雑誌などが充実していたのを覚えています。私の好きなオカルト系の本はあまり置いていなかったので、そこで本を買ったのは、20回通って、この「眠れぬ夜の壁」が最初で最後でした。作者は佳里富美さんです。当時、若い女性の方ですね。
 私が大都会の青山の本屋にかよっていたのも、無意識的な解釈をすれば、この本を購入させるためだったのでしょう。

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ありがとうございました。生きている間は、書くことはやめないつもりです。