見出し画像

なぜ「幼年期の終わり」の日本語バージョンが存在しないのか?

 なぜ、洋画ドラマ「幼年期の終わり」の日本語バージョンが存在しないのか? 
 これは世界的な情報格差、情報の日本への検閲を含めて、どこかでストップがかかっているのでしょう。
 米国のドラマ、三部作で、全体で4時間を超える大作ドラマで、2015年に制作されているのですが、発売しているBlu-rayディスクでは、日本語の字幕がないそうです。
 おかしいですよね?
 SF小説では、存在しているのですが、それを現代風にして、見事に映像化しているのですが、日本語には翻訳されていないのです。
 なぜなのか?
 おそらく、SF作品なので、視点が異星人の襲来なのですが、力ではなくて、ゆるやかに地球を破壊するやり方というか、そうした地球外からの視点。
 最初、これをYouTubeの映像で見た時は、「監視者」という単語が出てきているので、私が使用している単語と同じだと思っていたのですが、原作が1950年代なので、さらに古く、また有名であり、昔に私がこの小説を読んで、細かな内容なども忘れているので、「監視者」という概念、その言葉のオリジナルはこちらが先なのでしょう。そして、私は覚えていないので、無意識に刻まれていた可能性があります。

 そうですね。

 おそらく、その視点や、概念を日本国民には気づかせたくないのでしょう。
 この他の作品にも、なぜか存在が消えている映画が多数存在しています。
 ひとつは、政府の実験で、その日一日がずっとループしてしまうSF映画がありました。
 あれは、世界線考察の面から、科学的な大がかりな実験が、実際に世界線を変えてしまう現実を知らせたくないのかもしれない。
 私たちが思っているよりも、この現実社会は脆く、砂上の楼閣なのかもしれないのです。
 実際は、その世界線の変化こそが、進化の鍵のようなものなのですが、永遠に同じ世界だと仮定していないと、歴史そのものの定義が狂ってしまいます。
 しかし、そうではなくて、現実そのものがあやふやな分、私たちの世界の耐性は案外と高いのかもしれない。
 なるほどね。
 そのYouTubeの映像で、「監視者」という言葉が、やたらと出てくるので、私からパクったのかと思っていたのですが、こちらの方が古く有名で、オリジナルだっただけの話でした。
 キリスト教的なモノが、わからないと意味もわからないので、映像が滑稽に映る部分もあります。
 そういう意味では、キリスト教と馴染みがない場所では、もしかすると翻訳されていないのかもしれないです。英語圏では問題なく見ることが可能なのでしょう。
 真相はわかりません。
 アマゾンあたりでも良いから、このドラマの視聴権を買い取って、日本語に訳して翻訳版で配信してもらいたいですよね? この映画なり、小説を若い頃に読むか見るかしている人と、そうでない人では、その後の人生そのものが違うものになる可能性もあります。
 社会そのものの、とらえ方というか、理想を知らないというか。
 うまく言葉では表現できないのですが、地球外の超テクノロジーを知る感覚でしょうか?
 これを知っている、あるいは知らないとでは、ChatGPT出現の意味も、それが、どのくらい衝撃的なことかも全体を通して理解できるのですが、後者では、わからないのかもしれないです。

 それ以前と、以降ではまったくもって世界は変わっていることを、もう皆様は気がついているでしょうか?

 それでは、本日はこれで失礼いたします。


 追記)

ここから先は

281字
前作「SECRET LIBERTY」が初級編だとするのならば、これは中級編なのかもしれない。

さらに独自の世界へと昇華していきます。 これは都市伝説ではありません。リアルであり、そしてまた脳内では幻想でしかないのかもしれない。

ありがとうございました。生きている間は、書くことはやめないつもりです。