人工知能戦線異状あり
これらAIに関するここ最近のニュースを列挙していきます。
そこから、何が見えてくるのか 、列挙した後に素人の私見で解説していきますね。
検索エンジン市場、オープンAI導入のMSがグーグル猛追
情報分析会社シミラーウェブのデータによると、米マイクロソフトは同社の検索エンジン「Bing」に人工知能(AI)の開発を手がけるオープンAIの技術を統合したことが、市場で圧倒的なシェアを持つ米グーグルを猛追する起爆剤となっている。
米マイクロソフトは同社の検索エンジン「Bing」に人工知能(AI)の開発を手がけるオープンAIの技術を統合したことが、市場で圧倒的なシェアを持つ米グーグルを猛追する起爆剤となっている。2019年1月撮影(2023年 ロイター/Florence Lo/Illustration)
チャットGPT、日本進出検討 開発企業トップが岸田首相と面会
[東京 10日 ロイター] - 対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を開発した新興企業「オープンAI」のサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)が来日し、岸田文雄首相と10日に面会した。その後記者団の取材に応じたアルトマン氏は、日本への進出を考えていることを明らかにした。
アルトマンCEOはチャットGPTにとって日本市場が有望だとした上で、「日本の素晴らしい才能と連携し、日本の人々や文化、言語に適したモデルを構築していきたい」と述べた。
チャットGPTを巡っては、欧州を中心に規制の動きがみられる。アルトマン氏は岸田首相との面会で、技術的な長所に加え、短所をどう改善していくかについて説明したという。「懸念されるリスクについても考え、人々にとって良いものであることを確認していく」と記者団に語った。
松野博一官房長官は同日午前の会見で、チャットGPTの懸念点が解消された場合は「国家公務員の業務負担を軽減するための活用などの可能性を検討していく」と述べた。機密情報の取り扱いや情報漏えいへの懸念について、引き続き検討を行っていくとした。
イタリアは3月31日、チャットGPTへのアクセスを一時停止し、個人情報保護法に違反する可能性があるとして調査を開始した。イタリアに続き、ドイツやフランス、アイルランドも禁止を検討している。
オープンAIはAIの開発を手掛ける米国の新興企業で、米マイクロソフトが出資している。
グーグル、検索エンジンに対話型AI機能組み込みへ━CEO=新聞[6日 ロイター] - 米アルファベットのスンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)は、グーグルの検索エンジンに対話型人工知能(AI)機能を組み込む計画を明らかにした。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が6日報じた。
米マイクロソフトは、同社が出資する新興企業オープンAIが開発した対話ソフト「チャットGPT」を検索エンジン「Bing(ビング)」に組み込んでおり、こうした動きに対抗する。
ピチャイCEOは、対話型AI機能の追加によって、検察エンジンでの質問に対するグーグルの回答能力が向上するだろうと述べた。
マスク氏、AI企業立ち上げを計画 オープンAIに対抗へ
[14日 ロイター] - 米実業家イーロン・マスク氏が、AI(人工知能)企業の立ち上げを計画していると、英紙フィナンシャル・タイムズが14日、関係筋の情報として報じた。AI使った対話型ソフト「チャットGPT」を開発した新興企業オープンAIに対抗する考えという。
報道によると、マスク氏はAIの研究者やエンジニアで構成するチームを編成しているほか、自身が率いる宇宙開発企業のスペースXや電気自動車(EV)テスラの投資家らと新企業への出資を巡り協議しているという。
今のところ、確かな情報としては、OpenAIとマイクロソフトは確実にChatGPTのプログラム言語を導入することによって、市場を変えていっています。
一方、Googleの検索エンジンに導入するAIは、ChatGPTのプログラム言語を使うのか、または自社で開発したAIなのか、私見ではChatGPTのプログラム言語を解析して独自にアライメントさせる方向性だとは思うのですが、確かなことはわからないです。
それに対してイーロン・マスク氏側のテスラにしても、もともと人工知能の組み込みのロボットを発表しようとした経緯があったのですが、おそらくChatGPTほどの完成度はなかったのでしょう。なので、こちらもChatGPTのプログラム言語を利用して、さらに開発していき、最終的にはロボットの発売やテスラの車に組み込むAIの開発も視野に入っていると個人的には見ています。
一つの技術によって、世界がいま、大きく変化していく様が、見て取れます。
戦争なんかしている間に、大きく取り残される可能性もあります。
通常は、こうしたテクノロジーは軍事利用から生まれるのが基本なのですが、もしこれがそうした基本であるのならば、現在世界のどこかに存在する軍事AIは、意識を持っている可能性すら、あるのかもしれない。
さて、ここからが本題です。
ありがとうございました。生きている間は、書くことはやめないつもりです。