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④ 2012年8月12日〜14日 由比〜浜名湖の旅 1日目

前回(2012年6月)の旅では、静岡県の由比まで行ったので、今回はその続き。自転車の旅、第3弾!
小田急線で登戸から小田原まで行き、東海道線を乗り継いでスタート地点の由比まで。

登戸駅

写真は出発駅の毎度おなじみ小田急線の登戸駅。娘と同じ目標で旅に出るのは、何度行っても最高〜!
今回の旅は、キョロちゃん(女房)と次女は電車で後から合流。三保の松原で待ち合わせをしました。はたしてお互いに無事にたどり着けるか?

由比の駅前に鎮座する巨大桜エビ!

自転車を組んでいると、むこうの方から太鼓の音が。どうやら、お祭りらしい。子供が太鼓を叩いて行進していくが、子供の数が少ない!ちょっと寂しい。ここでも少子化か?それとも、若者が都会に出てしまっての過疎化もあるのか。なんとかならないものかな〜。

桜海老の天ぷらにかぶりつく長女

前回ゴールの時に食べられなかったので今回は由比に着いてすぐに漁港に行って桜エビを食した。港で食べる桜えびはマイウ〜!

堤防から街の眺め
堤防から海の眺め

そして防波堤に登り、由比の眺めを堪能!天気も良く穏やかな日だったのでなんだかノンビリ〜ってまったりしてたら、「そろそろ出発しないと、ママたちに遅れたら大変〜」と長女が心配するので、いざ自転車の旅に出発!
趣の有る由比の街を抜け、国道1号線を海を眺めながら興津へ。結構交通量が多いので途中から歩道を走る。興津はのんびりとした街で時間の流れをゆったりと感じた。そして海がきれい。すこし走るとだんだん街が開けてきた。清水に着いた。というか通過した。本当は『清水〜港の名物は〜』なんて堪能出来ると思っていたら、港はすこし国道から外れないと行けなかった〜!残念!
だんだん暑くなってきたのでヤマダ電器に寄ってトイレ休憩&水分補給。清水をぬけると国道1号から149号に。そしてさらに150号に道が代わり、駒越東町の三叉路に。ここを左に行けば三保の松原はもうすぐそこ。

東海大学のキャンパス

そろそろ右に行けば目的地あたりだろう、といつもの様に適当な勘で曲がったら東海大学のキャンパスに出た。ふ〜んこんな所に大学が有るんだ〜良い場所に有るんだな〜。さらに適当に行ったら、浜に出た。「お〜三保の松原に着いたか〜」と思いきや、すこし険しい道を進まないと行けない模様。自転車を押して行くにはちと厳しそうなので少し引き返して、自転車を漕いで行ける道をさがした。そうこうしているうちに5分も掛からないうちに三保の松原に到着。

三保の松原

キョロちゃんたちはまだ着いていない様子。
自転車を停めて長女と浜へ。富士山は見えるか?
んんっ残念。雲が掛かって見えない。天気は良かったが、ちょうど富士山の方向に雲が~。長女がすごくがっかりしていた。まあ、こればっかりは仕方ありませんね〜。またの機会に見れます様に。
ところで、別便のキョロちゃんたちは今どの辺りに?なんでも、三島にある神社に寄ってから来るような事を言っていたが…….連絡を入れたらあと30分くらい掛かるとの事。しばらくして、バスを降りたけど道が分からない〜と連絡が入った。しばらくしてどうにかこうにか三保の松原で合流することが出来た。

女子3人仲良く!

キョロちゃんたちは、まだ三保の松原を見ていないのでもう一度みんなで砂浜へ。相変わらず富士山は拝めず!。
お腹がすいたので昼食タイム〜お店を物色していたら、おばちゃんが出て来て「サービスするからどうぞ~」と言うので、そのお店に入った。桜エビの天ぷらがまた出て来た〜(本日2度目)
食事が済んだら、また自転車の旅へ。
ここからは本日第2走者の次女とのランデブー。次女は初の自転車の旅。ちゃんと付いてこられるかな〜?キョロちゃんと長女はここからバスで次の目的地まで途中観光をしながらの移動。
199号を駒越東町の三叉路まで戻り、先程は右から来たのだが今度は左へ。いちごラインのゆるい上り坂を越えると青い駿河湾が眼前に広がってきた。青い、そして美しい。空気もおいしい。ただ、少し暑い。休憩がてら写真を1枚。


空と海がハンパじゃなく青い

駿河湾を横に眺めながらしばらく自転車を漕いで行くと、目的地の久能山の麓に到着。

久能山東照宮入口

キョロちゃんたちは、まだ着いていない様子。電話をすると、「途中からバスが来ないのでタクシーに乗ったら、頂上まで連れて来られちゃった~」と!何~?仕方ない、我々も頂上に行くか~。とりあえず、ケーブルカーの乗り場まで行こう。あれ、結構遠いぞ。ロープウェイ乗り場まで行くリフトか何か欲しくなる位、下から距離が有った。
やっとの思いでロープウェイ乗り場に到着。自転車で疲れた脚には、結構コタエタ~。
でも、ロープウェイからの眺めは最高。駿河湾の眺めを満喫していたら、数分で頂上に到着。

ロープウェイからの眺め


頂上についたらキョロちゃんたちと無事に合流。頂上からの眺めを堪能しつつ、暑いのでソフトクリームを食べてカロリー補給。

頂上の展望台

この久能山には、僕の好きな徳川家康が奉られていて、博物館とかも有るのだが旅を急ぐので見る事は出来なかった。今日中に本日の宿を押さえてある焼津まで行かねばならぬ。またロープウェイで下界に降りて自転車の旅を続けよう。ってロープウェイを降りてからもけっこう歩かないと下界には着かないんだけどね!

ロープウェイ乗り場はここよりもっと上にある!

写真はロープウェイを降りてからしばらく歩いてからの眺望。けっこう高いでしょ。(逆光でシルエットのみ)
さて、ここからは本日最後の走者キョロちゃんとの自転車旅。キョロちゃんも今回が初めての自転車旅。無事に焼津に着けるか〜?長女と次女はバスと電車を乗り継いで途中観光をしながら焼津へ向かう。

最後の走者キョロちゃん

まだ、久能山をスタートして間もない頃なので余裕のキョロちゃん。田舎道を抜けてふたたび海沿いの久能街道へ。眺めと潮風が気持ちいい。しばらく海沿いを走って行くとサイクリングロードに出た。とても走りやすい。そして巨大な風車(風力発電)が一基ぽつんとそびえたっていた。川が流れていて名前を見ると安倍川とあった。ふ〜んあの安倍川餅の安倍川か〜!(ホン

ト?)海もきれいだけど、川もきれい。時間ものんびりしている。

中学生が川で遊んでいた
空もきれい

安倍川を渡り150号線を焼津に向かって走って行くと、なんといつの間にかバイパスになっていて『自転車進入禁止』!。オーマイガット!そういう情報はきちんと地図に載せろよ〜。すこし戻ってガソリンスタンドのお兄さんに聞いてみた。「海沿いの用宗街道は登り下りが険しいので、自転車で行くんだったら遠回りだけど国道1号線から行くのが良いと思いますよ。」キョロちゃんに聞いたらアップダウンがキツいのはいやだと言うので、かなり遠回りになるが国道1号線から焼津に向かう事に。新幹線を横目にまずは長田街道で国道1号をめざす。鎌田の交差点を左に。だんだん日も傾いて来てキョロちゃんもだいぶ疲れてきた様子。だんだん遅れて来る様になってきた。やっと国道1号に出たが、焼津はまだまだ遠い。でも、娘達が待つ宿に行かねば。そして、こちらの道もそこそこ登りが有る。やはり山を越えるのだから多少は仕方が無いが……キョロちゃんが辛そう。何度も信号で彼女の到着を待つ。だんだん暗くなって来て心細くなってくる。国道1号から213号に。これをまっすぐ行けば娘達の待つ焼津に。もうあたりは真っ暗な暗闇。細い田舎道を疲れた身体にムチ打ってひたすらペダルを漕ぐ。キョロちゃんが来ない。信号で待つ。やっと来た。『大丈夫か?』『うん、あとどれくらい?』『もうすぐ焼津に着くよ』と何度も同じ会話をくりかえし、なんとか焼津の駅が見えて来た。本当にホっとした。駅前はもう暗く空いているお店も少なそう。本日の宿『ホテルシーラックパル焼津』に向かう。こじんまりとしたキレイなビジネスホテル。自転車を止めて荷物をおろしていると、他のサイクリストが話しかけて来た。どうやらその人達も、途中まで同じ道を走っていてバイパスの手前から用宗道路で来たそうだ。『そんなに険しく無かったですよ〜』『ええっマジですか?だったらそっちから来れば良かった〜』なんて言ってもあとの祭り………
娘達はとっくの昔に到着していて我々の事を心配していたようだ。かるくシャワーをあびて、夜の焼津に繰り出した。おなか空いた〜ビール飲みて〜。結構シャッターが閉まっていて結局チェーン店の居酒屋へ。お店のお兄さんがイケメンだった。そして、ビールが最高にうまかったのは言うまでもない。
本日の走行距離
①由比〜三保の松原 21km
②三保の松原〜久能山 9.1km(どおりで、あっという間だった)
③久能山〜焼津 30.6km(遠回りしたので…….疲れた〜)

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