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結局、私にとってルアンパパーンとはどんな街だったか?

これからルアンパバーンを出発します。
5日間滞在しました。
突然、来ようと思った、この街が自分にとってどんな街だったのか、今感じてることをまとめました。

「ルアンパパーンってどんな街なの」
と、聞かれたら
「人と自然が穏やかで優しい街」
と答えます。

着いた時は、雨ばっかりだし、デング熱が流行っているのに蚊がいるし、気分が乗らない場所でした。
でも、これはいつものパターン。
最初はどんな場所に行っても、不安からネガティブな感情を抱いてスタートします。

この街に触れる時間が長くなっていくと、この街の穏やさに癒されていきました。

この街の人たちは、朝と夜に移動式のマーケットを開きます。
早くから準備をして、店を営業して、片付ける。それを毎日毎日、繰り返しています。
たくさんのお寺があり、小さな子どもから老人まで多くのお坊さんが修行しています。
朝早くから修行をして、夜もお寺からは、お経を唱える声が聞こえてきます。
旅行者の目から見る限り、ルアンパバーンの人たちは、来る日も来る日もこのように暮らしています。

信号がないのに、車とバイクと自転車が譲り合いながら、走っています。
クラクションが鳴る音を聞くことはありませんでした。

客引きはいません。
ホームレスもいません。
たまに、タクシーやボートに乗るか?と聞かれますが、一度断れば終わりです。


毎日、朝晩マーケットが出ています

人々はみんな穏やかで笑顔で微笑みかけてくれます。
かといって、何かに誘ってきたり、求めたりすることはありません。

ちなみに、バンコクでは朝でも散歩していたら、「タイマッサージ」と手を強引に引っ張られました。

私のアジアの街のイメージは
・騒々しい
・面倒くさい
・危ない
自分の身は自分で守らなければと、常に気を張っている必要がある。

しかし、この街にはその様子が全くありません

彼らは、私の行動を妨げることもなければ、逆に何かを与えてくれることもありません。

自分が行動しなければ何も起こらない。
まさに自由をどう使うかを教えてくれる街でした。

お金をたくさん使って豪華なホテルに泊まることもできるし、安いゲストハウスに泊まることもできます。
おしゃれなレストランでご飯を食べることもできるし、屋台でつまみながらお腹を膨らませることもできます。

自転車やバイクを借りて、遠くまで行くこともできれば、歩いて散歩することもできます。
(街は1周5キロで多くの人がランニングしています。)

自分が感じたように過ごせる街です。

いろんなことに疲れたときに、誰にも邪魔されずにリセットしたい。
そんな時に、うってつけの街でした。

僕が作りたい安全安全な世界にも、共通する所を感じました。
こちらが何もしなければ、何もされることはない。
何かを言わなければ、何も言ってこない。
余計なことはしてこない。だけど、聞けば、笑顔で応えてくれる。
メコン川が山々が、見守ってくれている。

お金をかけずに誰にも邪魔されずに、静かに自分を整えたい
そんな人がいたら、ルアンパバーンはお勧めしたいです

1人でもこの街をいいなと思う人がいて、この街でお金を使ってくれて、この街の人たちが、豊かになってくれたら嬉しいなぁと思います。

あとは、デング熱に発症しないことを祈るのみ。


メコン川はいつも濁ってますがこの街の命です


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