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推しに感謝を伝える横断幕を作ってみた記事を待っていたら全然書いてくれないので分かる限りで自分で書いてみたら長いなオイオイ(その2)

03.配置するイラストを作る(私が担当)

ここからの記事は実は自分のブログに書いたものを修正しながら書く。要は本当に読むのを楽しみにしてたのに全然できないから自分の箇所だけ書いて遊んでいたのだ。以下そんな感じ。

今までの歩みを衣装で振り返る構成なのでその数だけ衣装の何か(写真、イラストなど)が必要になる。今回はアイドルさんの所属グループの公式グッズにあるラバーキーホルダーに似たイラストを作成する。やりにくい作業ではあるが導入としては「どこかで見た」的な入り易さがあると思う。

描いている時点では適当という文字しか頭になかったです

最初に描いたのがこれ。ラフというか描いた時点ではこれでいいと思った。しかし左右バラバラで線が一定でない、印刷物なのである程度クリーンアップされてないと見栄えが悪い、ということに結局はなる。というか起案者に却下された実は。

製図ってトレースは大事な作業なのに曲線のカタマリって苦手だな

試しにトレースしたもの。実はAutoCADで行った。直感的といえばこのソフトに勝てないから。でもなかなかの中途半端さは否めない。ベジェラインは不得意なのだ。ちなみにイラストレーター(iPad版)でもやったのだがなんだこれはという使いにくさだった。
ここから実際の作業を見ていく。何個もあるので統一感を出すために上のイラストをアレンジしていく。今回は説明のために横断幕に使っていない衣装を題材にする。

作業画面のために描き下ろしたんだわ

先のもこれもそうだが道具としてiPad Proでibis paintXを用いて行う。本当に紙に鉛筆描きなら発狂していると思う。がデジタルは楽としか言えない。設定は鉛筆しか使わないのでそうする、というかしたい。

こんなツールあったんか?という今さら感

でも世の中は許してくれない。ひとさまに見せるということで不本意ながら(?)ペン入れすることに。そこで登場するのが「左右対称モード」。要はシンメトリーな絵なら半分の労力で左右描けるのだ。ありがたやありがたや。この機能のおかげで手描きでも崩れた印象なく見せられるものになった。それでも若干のバランスは(中心のズレなどで)修正が必要になった。極端に言えば1mmでもズレると大きいのだ。

トレースもトレースだけどアレンジも写真を見ながら即興でするので実は大変

トレースしましたわよ。Gペンの設定にした。見た目の線が不揃いでもこれでいいのだ。

色がつくと感じ方は違うね

色塗り。大半が千鳥格子のテクスチャーなのは多分気のせいなので。ベタ塗りはいわゆるバケツツール。

このラバーなんとか特有の太い縁取りは何だろう?

完成しましたわ、はいいんだけど描き直し~完成まで軽く1時間はかかる。

4.デザインに従ってレイアウトしよう(私が担当)

団体さんです

そういう作業を繰り返し必要なだけイラストを用意する。ひとつひとつ訴えかけるものが違うのでとてもアレンジに苦労した。ここでやっと実際のレイアウトに進む。ここからの作業は印刷の原稿といえばイラストレーターということでアドビのイラストレーターに任せる。

五線譜って難しいよね

やっている私としては「これでいいでしょ」という投げやり感満載だった。どうせイメージってそんなに変わらないし。実際大きくイメージはこれから外れることはなかった。

だから五線譜って難しいよね

どう配置するかが明確に決まっていなかったのでいろいろ案を出した。

空間が多いな

この辺りから「折角の五線譜なので実際の曲の音符の位置に配置しよう」ということになり曲を選びつつ配置していった。

まだスカスカ感あるね

そのレベルならよかったのだが曲以外の衣装もやろう、でないとヒストリーではない!かのような流れになり配置場所に困る事態となってきた。更に担当者だけでなく集まり全体に進捗を投げかけるともっと増えた。

確かに制服を描いてる時はちょっと恥ずかしい気はした

大丈夫か?


多分電車の中とかで描いてるんかな?

大丈夫じゃなかった。レイアウトを変更して配置できる面積を確保することに。その際に頭に浮かんだのが格ゲーのプレイヤー選択画面(←→ボタンで動くやつね)。五線譜を湾曲させることで広がりを見せた。さあどうだろう?

画面構成はまとまってきたね

まだ入らなかった。音符は決まったものの果たして衣装でわかるものか?と本当に音符の上に配置してみた。この頃はアイデアもほぼなくビビッと来る発想がなかった。もう惰性で行くしかない。

衣装を見て何のかわかる?

全体としてこんな風に決まった。五線譜を再延長した。もう勘弁してくだされ、、、(泣)。
続く。

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