見出し画像

Midjourneyは、ホラーファン好みな"心霊写真"を作れるのか?


私は2024年からSNSに怖い画像や動画を、Midjourneyなどを使って作成し、投稿するのが趣味になっています。
そんな私は心霊写真や心霊動画も大好物だったりするわけですが、MidjourneyV6は、怖い心霊写真を作り上げることは可能なのでしょうか?

考察


現実の質感に近い高クオリティな画像を作れるようになったMidjourneyV6。
おそらく本物の写真のようなクオリティを作ることは可能なんだと思います。
ただ肝心重要な「心霊」をどう表現してくれるのか。
特に幽霊の造形にこだわりはあえて持たせずに、Midjourneyの自由な発想で書いてもらおうと思います。

実際にやってみた

プロンプトは比較的シンプルに行きます。心霊写真ってちょっと古いものが怖かったりするんで、今回は”””1980年代の古びたカラフル写真”””という設定で行きます。

ベースのプロンプト

私はTiktokやInstagramに動画を上げるので、以下のようにパラメータを設定
--ar 9:16 --no illustration --style raw --v 6.0 -


皆さんどうでしょうか?(笑)
かなりシュールな出来上がりになってますね。
正直、写真そのもののクオリティ、人物などはほぼ申し分ないです。
ただ、心霊写真としてのクオリティは相当低いですね。

「--weird 」パラメータを使ってみる


まず使ってみたいのは「--weird 」パラメーターです。
「奇妙な」「不思議な」という意味になりますが、文字通りこのパラメーターをセッティングして数字を上げるほど、奇妙になっていくというものです。
心霊写真って人間の想像を超えた造形の心霊現象が起こってるからこそ恐怖を感じるものだと思ってるので、このパラメーターは期待できるんじゃないでしょうか

--weird 100」

--weird 500」

--weird 750」

--weird 1000」

どれも正直なんともいえない。クオリティが低下した感じがします。
まさに「奇妙な」「不気味な」といったところでしょうか
ある記事を参考にしたところ、weirdパラメータを使う場合は、セットでstylizeパラメータも
同じ数値で設定してあげると良いらしいです。クオリティが低下するのを抑えてくれるとのことでした。
試しに500までやってみます

--s 50 --weird 50」

--s 100 --weird 100」

--s 250 --weird 250」

--s 500 --weird 500」

正直微妙ですね、、汗
ちなみにstylizeとは、「どれだけプロンプトをMidjourneyに任せるか」的なノリです。
私たちは基本的に、自分たちが作ったプロンプトを忠実に再現して欲しいと考えて指示を与えると思います。その状態というのはstylizeパラメーターが0の状態です。
この数値を上げれば上げるほど、プロンプトをMidjourneyがより独自解釈して自由な発想でイラストを書いてくれるというわけです。

まとめ


心霊写真って、ある意味斬新だったり奇抜な方が不気味だったり怖かったり面白かったりすると思うので、AIの発想で作ってくれるのはありがたいなと思いました。
ただ実際にやってみると、「人間が心霊写真のどういう部分に恐怖を感じるのか」をAIはまだ理解していないんだなと感じました。
不気味なイラストや怖いイラストを自由に書かせるとすごくいいものを作ってくれるんですが、心霊写真ってはっきり顔が写ってたら怖いというわけではなかったりしますよね。
「意外とこういうのが怖いんだよ」
っていうのが心霊写真の醍醐味だったりすると思います。
とはいえ、Midjourneyも2022年の7月頃にリリースされて、1年半と立たずにここまでのクオリティのものを作り上げるようになりました。2024年度中には、ホラーファンが求める本当に怖い心霊写真を自由な発想で作り上げてくれるやもしれません。

tiktok.com/@monooki_jikka

私は、画像生成や動画生成AIを使って、怖い画像や不思議な画像を作ってアップしてます。よければ是非SNSのフォローをよろしくお願いします!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?