各政令市の特徴②

こんにちは。前回の続きで残り10都市を紹介できればと思います。
もし前回のをご覧になってない方はぜひそちらもご確認ください!

では名古屋から西側の都市を紹介します。

名古屋市

三大都市圏の一つなので、名駅・栄を中心に繁華街が広い。地下街も発達しており、買い物に便利。地下鉄東山線の名古屋駅はいつも駅ホームが混んでおり活気がある。金山などの副都心も交通の便がよく賑やかです。

京都市

人口140万人だが、観光客が非常に多いことに加え、下京区や中京区などの中心地の人口密度は1万を超えているため混雑が激しい。京都駅前と四条河原町を中心に発展している。盆地+ヒートアイランドで夏は特に暑い。副都心は北大路、二条駅前、伏見桃山、山科、桂など点在している。

大阪市

三大都市圏の一つ。梅田は国内二位の売上を誇る百貨店である阪急があり、平日休日問わずいつも混雑している。個人的には池袋、渋谷より混雑していると感じる。難波・心斎橋もかなり栄えている。交通の便がよく御堂筋線沿いに都心部がある。副都心は天王寺・京橋など。

堺市

大阪市に隣接するベッドタウン。三国ヶ丘・堺東を中心に街が広がっている。南海電鉄やJRなど路線沿いに住宅が密集していて、典型的なベッドタウンである。買い物も市内よりも難波へ行く人が多く人口流出が激しい。相模原市と似ている気がします。

神戸市

人口150万人いるが、北は山、南は海といった狭小なところに市街地が広がっているため、東海道線(神戸線)沿いの東西に市街地が広がっている。都心は三宮・神戸駅前・元町で賑わっていてオシャレな街並み。副都心は灘や須磨、六甲道などに点在している。

岡山市

人口は約60万人だが、近隣の倉敷市を加えると100万以上の都市圏となり、広島に匹敵する。岡山駅前を中心に市街地が発展しており、山陰・四国にアクセスできるため岡山駅の利用客も人口に対して多い。岡山駅前に一極集中している感じがする。

広島市

人口120万人おり、中国地方最大の都市。広島駅前は再開発中であり、市街地の中心は八丁堀付近。三角州の上にあるため、橋が多く地下鉄はない。路面電車が日本一密集しているため、市内の移動にかなり便利である。地方中枢都市の中では近隣県からの流入は比較的緩やか。

北九州市

小倉・黒崎・門司など中心市街地はかなり分散しており、一極集中ではない分、均一に栄えている。かつては工業がさかんであったが衰退と同時に人口100万を切っている。福岡市への通勤通学も可能で、都市圏を形成している。

福岡市

人口160万で近年、神戸など主要都市の人口を超え、今も成長著しい街。博多駅前・天神・中洲の都心部はかなり活気があり、終日混雑している。空港も地下鉄で交通の便がよく、三大都市圏以外で唯一大手私鉄がある。

熊本市

熊本駅前・下通付近が市街地の中心。アーケードを中心に活気があり、一極集中型。仙台市より人口密度が高いが、仙台市より車社会であるため人通りはまだ少ない。しかし、九州第三都市が東北第一都市と拮抗しているのはすごい。

西日本の残りを全部紹介しました。
ぜひ地理の学習などに役立ててみてください。

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