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日本保守党~デタラメ街頭演説

衆院議員補欠選挙活動も大詰め。各党街頭演説に一層熱が入ってきました。特に東京15区は激しい戦いが繰り広げられている。熱気の渦の中、やはり日本保守党は期待を裏切らない(笑)相変わらずのデマ嘘暴言のオンパレード。

『今ここで使っている電気、再生させてみなよ』と、動画で再エネ批判をする日本保守党の衆院補選候補、飯山あかり氏。再生可能エネルギーとは使った電気が再利用できるものと思い込んでるらしい。飯山さん、せめてググるくらいのことはしてください!答えはすぐ出てきますよ。
資源小国の日本にとってはエネルギー源の確保は重要な課題。デマが拡散されることで損なわれる国益は計り知れない。


日本に外国人が増えて日本語が通じなくなる?!おふざけもたいがいにしなさい。まず、日本では永住権の取得要件は厳格、しかも税の滞納などがあればそれだけで永住取消可能に法改正。労働ビザの、特定技能2号は更新が認められれば理論上永住ほぼ可能(更新が必要)だが、そのハードルは高い。現在、200万を超える外国人労働者のうち特定技能2号取得者はたった80人弱しかいない。入管法も改正され、永住権厳格化による問題のある外国人労働者は順次帰国なので問題はない。
外国人の労働力なしでは成り立たない日本社会。飯山さんはそんなに日本を困らせたいの?


『国民健康保険に外国人がタダ乗りするのはおかしい、みなさん、そう思いませんか』引き続きの外国人憎悪とヘイト発言。外国人の滞納が日本人より多いのは事実だが、多くはきちんと収めている。なによりタダ乗り、というのはアウト!若年労働者の少ない日本では若い外国人労働者の労働、社会保険納付、納税による恩恵は莫大である。令和元年の厚労省調査では、健康保険は外国人の診療実績は日本人の実績に比べ人口比でも少なく、外国人加入の恩恵は大きいと結論づけている。

他党の悪口、暴言。どう見ても批判ではない。単なる罵詈雑言。これが日本保守党の代表、百田尚樹氏。


デマの連続発射『証拠がないからはっきりしたことは言えないんだけど政治家は中国からカネを貰っている』自ら証拠がないと白状しているので名誉を棄損する行為になるでしょう。実際にはその通りかも知れませんしそうでないかもしれない。でも、こんなことを続けると誰も“狼”の存在を信じなくなり、もし現実に起きてしまったときに誰も聞いてくれなくなるかもしれない。日本保守党のやってることは害になることばかり。


上海電力、という一般の方にはわからないトピック。ネトウヨ界隈で一時期はやった陰謀論で、根も葉もない噂。要は中国が日本の政治家を篭絡して、政治家が不正なやり方で中国を儲けさせているという、一般の人が聞いたらなにそれ?って話。この男性、日本保守党の関係者らしく、あまり知られていませんがネット番組のコメンテーターのようです。


他にもLGBTに関する間違った認識-男性が女風呂に入れるとか、ソーラーパネルは廃棄できないとか、あからさまなデマのオンパレード。こちらにまとめてるのでよかったらどうぞ~

これまでの日本保守党の演説を聞いて本当にこの党は大丈夫なんだろうか?と不安を感じる。ひとつやふたつやみっつではない。しかし、デマでもウソでも信じる人がいる。あたり前のことだが嘘を信じて行動する人がいれば世の中にとって良い結果にはならないだろう。昭和の昔、デマの拡散により愛知県の信用金庫に取り付け騒ぎが起き、経営をゆらがす事態が起きた。デマは冗談で済ましてはならない。

美麗字句の並ぶ日本保守党、とっても危険な政治団体。

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