見出し画像

日本保守党~暴露!暴露!暴露!

めくれる!めくれる!めくれる!先の衆院補選の日本保守党公認候補者飯山あかり氏の”反乱”によってあらゆることが次々と暴露されている保守党。事実上、党を仕切っている百田有本両氏の言い分の食い違い、矛盾、デタラメが拡散。あまりにも杜撰な党運営が白日の下にさらされ、支持者たちもこれまでにない混乱に陥っている。

まず、そもそもの原因である飯山氏を衆院選候補者から外した件。飯山氏は政治をあきらめておらず、党と今後のついて話をし、比例での出馬について討議したと主張。いっぽうの有本氏は選挙の後、飯山氏自らPTSDを理由に休む旨を聞き、5/2に話し合って飯山氏支部長退任、その後政治の話は一切してなかったと主張。真向から食い違っていた。
ところが、代表の百田氏が決定的な証拠を出していた。

百田氏は5/19のライブ動画で、飯山氏と党の間で比例区からの出馬の可能性を模索しているという内容の放送していた。
なんと有本氏のウソが百田氏によって明白になった。ここ、笑っていいところなのかな、どう反応していいのか・・・見ているほうが苦しい。

次は衆院補選、東京15区の門前仲町で組織的に活動をしている富岡八幡宮の崇敬会についてだ。ここの会長と児玉氏(ネットではイケオジという愛称)、有本氏が口説き落として日本保守党、飯山候補(当時)の街頭演説に来てもらったという。地元の、由緒ある富岡八幡宮の会とのつながりをもったということで日本保守党支持者は沸き立った。

ところが、有本氏が口説き落としたというのもウソであると飯山氏は暴露。これに対する有本氏からの反論はこの執筆時点では、まだない。


ここで、飯山氏との関係はあまりない人物ではあるが、元財務官僚でインフルエンサーの高橋洋一氏の爆弾発言を紹介。氏が言うには、百田氏が、あれほど批判していた自民党の石破政権の誕生を喜んでいたとのことだった。保守派の高市政権が誕生すれば日本保守党の存在がかすむが、石破なら思いっきり批判もできるし存在意義も高まる。それが日本保守党の利得につながるからだという。

この高橋洋一氏の発言については翌日、高橋氏自ら訂正。不正確でありお詫びし撤回すると表明した。しかし、高橋氏に近いジャーナリストの長谷川洋一氏が元の高橋氏の主張を補強する発言を行ってしまう。

むろん、日本保守党が石破首相を歓迎していることは何の不思議もない。朝日新聞のYoutube番組である朝日新聞デジタル(解説人語)の11月11日放送で、日本保守党の共同代表である河村たかし元名古屋市長が、石破政権の誕生を『チャンスだ』として出馬したことを報道している。


さらに、飯山氏が日本保守党の党員ヒエラルキーというべきか、党員カーストというべきか、そのしくみについて暴露。党員が課金するほど優遇するしくみ。『政治はビジネス』を忠実に実践している形だ。党の沙汰も金次第、ということかしら?

そうした課金エリート?!のなかから今回の衆院選の立候補者も出た。近畿ブロック比例第6位の長谷川氏だ。日本保守党HPでは元会社員としかない。大学教授、地方議員、大手マスコミ在籍といった経歴であるわけでもなく、バックグランドがよくわからない人物だ。党として公募を行い、500人以上の応募があったという話だが、この中から選ばれたわりには疑問しか残らない人選ではなかろうか?

そういえば、7月の東京都知事選で日本保守党が候補を立てなかった時、党員からかなりの批判があった。その時の百田氏の言葉がこれ、
『あなた1000万円でも私達に寄付してくれてますか?』
『月500円ぐらいで私を自由に使おうとするなよ』
『月5000万円でも持って来たらあなたの言うことしっかり聞きますよ。もうちょっと』
『がっかりや言う方は党員辞めてくださいと言いたい』
結局、オカネが党員の価値基準なのだろうか?

おカネについて言えば裁判費用を視聴者にねだる百田氏の動画が話題
『裁判費用、もしよかったら、スーパーチャット、100円でも500円でもいいから、エヘヘ、お願いします、ゴホッツ、ゴホッ、ゴホホ』
ところが、他人が同じような裁判費用のおねだりをしたら痛烈に叩く。ここではダブスタを忠実に実践。

ちなみに、日本保守党は公式本、『日本保守党 ~日本を豊かに、強く。』を出している。そこそこ売れたらしいが、この印税については百田代表自身が自分の収入になっていることを動画の放送で自ら公表。もちろん、党については別途寄付のお願いをしている。どこまでもお金、お金、お金、だ。


最後にもうひとつ衆院補選の話。つばさの党による暴力的な選挙妨害について今さら説明も不要だが、百田氏は勇ましいことを言う割にはつばさの党に腰が思いっきり引けていたようだ。当時、飯山氏に『大丈夫や、来たらワシが相手するから安心しいや』と大口を叩いていたという。

実は、つばさの党に対し『また来てくれ』と挑発すらしていた百田氏。鬼のいないところでは勇ましい。

ところが、いざ実際につばさの党が来ると車の中でひたすらじっとしている有様。

これ、有本氏や支持者の間では百田氏が車から飛び出さないように押さえていた?と言っている。どう見てもそのようには見えなかったのだけど、有本さんは笑いを取りに行ったのかなあ。ちっとも面白くないけど。


他人を批判すればするほど、話せば話すほど、どんどんボロが出てくる日本保守党。呆れを通り越してお笑いの域に達している。この政党が万一議席でもとろうものなら、日本を豊かに、どころか、日本を壊してしまうんではないかな?いや、それ以前にこの党が壊れてしまうのだろうけど。

最後に、こうした百田有本両氏に対する飯山氏のポストで締めくくりにします。
Xユーザーの飯山陽 最新刊『イスラム移民』予約開始!さん: 「言い訳に 言い訳重ね 焦る人 あかり、心の川柳。」 / X (twitter.com)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?